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  • 【サイン本】【フリーペーパー付】【日記本】ここになじむ 2024年4月〜2024年9月

    ¥1,000

    『ここになじむ』しらい弁当 いよいよ "玉葱堂書店" がしらい弁当さんの日記本に登場してきます。 とてもニコニコしながら拝読させていただきました。感無量でございます。 料理と読書と旅と ZINE がふんだんに盛り込まれたしらい弁当さんの日記本は本当に面白いです。 是非、既刊も含めご検討ください。 ※フリーペーパーは「しらい弁当日記に出てくる本リスト」になります。 本書より引用。 --- 5月23日(木) 飲みすぎてた。朝まで枕元の灯りがつけっぱなしだった。 今日は中華三昧の涼麺。具はきゅうりの千切りとカニカマとヤングコーンのピクルス。台湾パイナップルをつけてお弁当。 朝から針山さんの「誰おも散歩』を読んで感想を書く。自分ならどこに行くだろう。橋の上に暮らす彼が「漢検マスター」を読んでた。 玉葱堂者店さんから感想をもらう。最後のエッセイを読むとタイトルの意味がわかる。伏線回収ですねと。久松さんがお父さんの話を書いたnoteの記事を送ってくれた。いいなあ家族の話って。 6月15日(土) 新幹線に乗るために東京からにするか、大宮からにするか迷う。迷ったけど大宮にした。東京よりは駅が空いているだろう。はやぶさ新青森行きに乗る。つらつらと玉葱堂書店の久松さんの日記を読む。『店子日記』がものすごく面白かったとかかれている日を尾崎さんに送る。感想をもらうって嬉しい。遡って久松さんの日記を読んだ。たびたび私が出てくるし、日記本も出てくる。玉葱堂書店さんとしらい弁当日記はとても相性がいいと思ってる。また、ご飯の写真がたびたび載っていて、そのわんぱくぶりにお腹いっぱいになりそう。 --- ---版元より--- 毎日のお弁当のメニューから始まる日記 犬が寝床を整えるためにぐるぐるとまわり、足で毛布をならすように 少しずつこの生活になじみはじめる 続くお弁当が生活のリズムを保ってくれる

  • 【サイン本】【日記本】笹塚diary

    ¥700

    『笹塚diary』佐藤舞 4月6(日) 第6回「日記祭」 開催|BONUS TRACK NEWS - https://note.com/bonustrack_skz/n/n8cdb01a17b48 第6回「日記祭」 にて購入させていただいた日記本です。 目次にタイトルがついているので、初めから順繰り読むこともできますが、どこかにダイレクトにジャンプすることもできる珍しい日記本です。 笹塚、あまり行ったことがないのですが、この本を片手にタイ料理屋さんなど、探してみたいと思います。 著者 マイ(カルガモBOOKS)(@karugamobooks) - https://www.instagram.com/karugamobooks/ ---版元より--- 2024年12月1日発行 装丁:飯村大樹 写真:宇佐美亮 発行:カルガモBOOKS 大好きな街で考えた、心地良い場所や人との関係性について。 結婚・妊娠・出産を機に「書けなくなった」私が、 13年の結婚生活を終えて「書きたい」私に 変わっていく日々の記録です。 新しい家族の形を探りながら 人生のトライ&エラーを繰り返す四十代女性の生活日記を 読んでいただけたらうれしいです。 --- 大好きな笹塚の街が舞台になった本は、ひととおり読みました。 特に目黒考二の『笹塚日記』は、彼が朝起きて本を読み、ご飯を食べて仕事して週末に競馬へ行く日々が綴られているだけなのに、なぜか妙におもしろく、夢中になって読んだ一冊です。 目黒氏は笹塚にある会社に寝泊まりして仕事をしていたので、長い時間をこの街で過ごしていたことになりますが、日記内に登場する笹塚のスポットといったら駅前の紀伊國屋書店にファーストキッチン、エクセルシオール、ドトール(紀伊國屋で買った本を読みながら朝食をとる)、そして府中競馬場ぐらい(もはや笹塚じゃない)。彼は屈指の読書量を誇った書評家、北上次郎ですから、笹塚の街をゆっくり楽しむ時間もなかったのかもしれません。 それならば、本を読むことだけじゃなく食べることも、笹塚の街を散歩することも大好きな私が、この街のことがめいっぱい出てくる日記を書いてみよう! とおこがましくも意気込み、はじめたブログが「笹塚diary」です。 最初の頃は笹塚のお店や大好きなカモのことなどを中心に書いていましたが、夏を過ぎたあたりから家族や自らの内面のことなども書くようになりました。大好きな街で、再び自分と向き合えるようになってきた気がします。 子どもの頃からずっと、大人は無理をするものだと思っていました。歳を重ねて家族を持ち、自分よりも大事なものができたとき、やっと無理を覚えて大人になれたと思ったのです。でもそれは、なぜか居心地の悪い場所でした。自分と対峙できなくなった私は、日記が書けなくなりました。そして、それまで「無理」だと思っていたものは、自分のエゴに過ぎなかったことに気づいたのです。 四十を過ぎて立ち行かなくなった私は、これまで築き上げたものを壊し、心地が良いと感じられる街で新たな生活を始めました。 これは、自分のあり方と人との関係性を再び構築していこうとする女の生活日記です。そしてこの本は、もう自分の人生を諦めたりしないという決意表明であり、何より笹塚の街への熱いラブレターです。 故・目黒考二氏に敬意と感謝を込めて。私もこの街で本を読み、彼のように恐れず心をさらけ出し、人から信頼されるものを書いていきたいと思います。 (笹塚diary「はじめに」) 『笹塚diary』|マイ(カルガモBOOKS) - https://note.com/karugamobooks_/n/n3dcea530dcab

  • 【日記本】休職日記

    ¥880

    『休職日記』デカダンス川崎 4月6(日) 第6回「日記祭」 開催|BONUS TRACK NEWS - https://note.com/bonustrack_skz/n/n8cdb01a17b48 第6回「日記祭」 にて購入させていただいた日記本です。 全体を通して、何よりも文章が読みやすく、さすが文章を作るお仕事をされていた方なのだなと感じました。 どんな日記本でもそうですが、年末年始の部分を経由する日記本はついつい読んでしまいます。 本書は、休職をされた約3ヶ月の日記です。 弾丸的に沖縄に日帰り旅行に行くあたり、とても面白かったです。 日記本が好きな方には、とてもおすすめな一冊です。 本書より引用--- 12月1日(日)休職31日目 東京ビッグサイトで初めての開催となった文学フリマ東京。朝は設営ボランティアに行く気満々だったが、前の晩に謎の腹痛(緊張ではない)に襲われたせいで眠りが浅く、結局お手伝いには行けなった。次回こそは必ず…。 仕事で毎月ビッグサイトに行っているけど、やっぱり土日に行くビッグサイトがいちばん好きだ。今回からは机の並び方が両隣をぴったり合わせるコロナ禍前方式になっていた。 いよいよコロナの時代が終わったんだなと感じた。出来上がったB2ポスターは想像よりも大きく感じた。 12時に開場。会場前の代表の方のアナウンスが良かった。私は文学フリマに参加し始めて4年くらいだけれども、それでもコロナ禍のときの空いている会場も見ているし、ついに来るところまで来たなという感動がじわじわ湧いてきた。 12月28日(水)休職48日目 夜1時に寝て朝4時に起きた。さっさと身支度をして空港行きのリムジンバスに乗る。 気温3度の世界から20度の世界にいくので着るものをどうしようかと思ったが、秋用のジャケットの中にウルトラライトダウンを仕込む形で解決した。外にいる時間は短いのだし。 朝4時代でも中央線の座席はほぼ埋まっていて、まじかよと思った。大体は皆サラリーマン風の人だし…。空港までのバスの中で寝ようと思ったが寝られず。6時前にラウンジに着くと開店持ちの列が出来ていた。こんなに朝早くから髪の毛をピシッとまとめて業務にあたるスタッフさんすごいな…という気持ちしか湧かない。 --- 著者 デカダンス川崎(@dec_kawasaki)さん / X - https://x.com/dec_kawasaki ---版元より--- 2024年11月~25年1月の日記をまとめた本です。 全文書き下ろしです。 記者になって二年弱。ついに限界を迎えた――。 その場を立ち去る選択をするまでの、悩んで、寝て、食べた92日間の記録です。 B6/108P 4/6 日記祭6新刊。

  • 【日記本】みあげればひかり

    ¥1,500

    『みあげればひかり』yoyo yoyoさんが綴る、かけがえのない日々を閉じ込めた日記本『みあげればひかり』。2024年4月から2025年2月までの約1年間、0歳と5歳のお子さんとの暮らしの中で、ふと心に浮かんだ想いや、日々の出来事を、温かい短歌と美しい写真とともに1日1ページに記録しました。 この本は、最初から順番に読み進める必要はありません。疲れた時、心細い時、何気ない日常の中に光を見つけたい時。そんな瞬間に、気になるページを自由に開いてみてください。きっと、ふと心が軽くなるような、温かい光のような言葉が見つかるはずです。 子育て中の親御さんはもちろん、日々の生活の中でささやかな幸せや心の拠り所を探している全ての方へ。yoyoさんの優しい眼差しが捉えた、何気ないけれど大切な日々の断片に触れてみませんか。 ---版元より--- 「日記の書けない生活なんて早く捨ててしまえ」 子どもたちと過ごして見えたもの、感じたことを書きつける。それだけがあれば十分だと気づき、それを守るために試行錯誤していた1年間の記録。 『今日は思い出す日』『書いてばかりいた』に続く3冊目の日記本です。2024年4月から2025年2月までの日記と短歌を収録。0歳と5歳の子どもたちと暮らし、書きながら考えたことを書いています。 ----- サイズ:A6 ページ数:120P/モノクロカラー混合

  • 【サイン本】【再再再再入荷】【フリーペーパー付】【日記本】しらい弁当日記 2022年4月〜2022年9月

    ¥1,000

    『しらい弁当日記 2022年4月〜2022年9月』しらい弁当 日記二作目。 しらい弁当さんの2022年4月1日(金)から2022年9月30日(金)までの日記。 日記屋月日のワークショップ「日記をつける三ヶ月」に参加されたしらい弁当さんの日記本です。 しらい弁当(@shiraibento) - https://www.instagram.com/shiraibento/?hl=ja しらい図書(@shiraiboooks) - https://www.instagram.com/shiraiboooks/?hl=ja Instagram を拝見していた時からどうしても気になっていた日記本で、玉葱堂で取り扱いをさせていただきました。 弁当の写真の良さ、ストーリーで上がる日々の日記、改めて本として読むとまた良さがグッと引き立ちます。 是非、お手元に置いて読むのを日課にしてみてはいかがでしょうか? 「しらい弁当日記フリーペーパー」をおつけいたします。

  • 【サイン本】【再再再再入荷】【フリーペーパー付】【日記本】しらい弁当日記 2021年8月〜2022年3月

    ¥1,000

    『しらい弁当日記 2021年8月〜2022年3月』しらい弁当 日記一作目。 しらい弁当さんの2021年8月8日(日)から2022年3月31日(木)までの日記。 日記屋月日のワークショップ「日記をつける三ヶ月」に参加されたしらい弁当さんの日記本です。 しらい弁当(@shiraibento) - https://www.instagram.com/shiraibento/?hl=ja しらい図書(@shiraiboooks) - https://www.instagram.com/shiraiboooks/?hl=ja Instagram を拝見していた時からどうしても気になっていた日記本で、玉葱堂で取り扱いをさせていただきました。 弁当の写真の良さ、ストーリーで上がる日々の日記、改めて本として読むとまた良さがグッと引き立ちます。 是非、お手元に置いて読むのを日課にしてみてはいかがでしょうか? 「しらい弁当日記フリーペーパー」をおつけいたします。

  • 【サイン本】【再再再再入荷】【フリーペーパー付】【日記本】きっと忘れちゃうんだろう

    ¥1,000

    『きっと忘れちゃうんだろう』しらい弁当 ついにしらい弁当さんの「しらい弁当日記」の新刊が発売されました! 2023年3月〜2023年9月の日記になります。 本書の一番最後にエッセイが書かれてあります。そのエッセイを読むことで本書のタイトル「きっと忘れちゃうんだろう」の意味がわかり、グッときてしまいます。 当店のベストセラー日記本であるしらい弁当日記の新刊、是非読んでみてください。 食べ物もたくさん出てきますが、本や映画、旅、お仕事、文学フリマ、日記祭などがあります。 「しらい弁当日記フリーペーパー」をおつけいたします。 4月19日(水) 4時に目が覚めた。ゆるゆると布団で大人しくしてたけど、5時半に起きる。洗濯して、旅の荷物を支度して、出勤の時間に出る。新横浜へ。 新幹線に乗って「沈黙」を読む。にぎってきたおにぎりには牛肉とキムチきゅうりを入れた。 京都に着くとそこは外国。日本語なんて聞こえない。なんだか逃げるように慌ててバスに乗り金閣寺へ。ここも外国人かお年寄りしか乗ってない。金閣寺、まあ金ピカだこと。 溝口が愛した金閣寺。昔なら、心を奪われる美しさ、想像を絶する美しさなんだろうな。自然の美しさを見て育った溝口でも、この強欲みたいな金ピカに心が惑うのか。外国人のみなさんが楽しそうに写真や動画を撮りまくる。 ゆっくりと境内を回る。おみくじは大吉。 蕎美星が目に入ったのでイン。山菜そば(冷)にする。蕎麦がおいしい。山椒をかけたら、青かった。お土産用の手作りちりめん山椒を買う。 バスで永観堂へ。打って変わって静かな境内。青々とした紅葉の葉を眺めながら。見返り阿弥陀など静かにゆっくり拝観する。欧米人の男子2人が静かに拝観。最後は見晴らしのいい廊下に座ってスマホ見てた。でも2人はとても堪能してる感じだった。 近所の男子中高生の群れにのまれながら蹴上駅へ。地下鉄で九条駅まで移動する。ドミトリーにチェックイン。 なぜか2人部屋で2段ベッド。そこはかとなく廊下が足くさい。充電しながら軽くお昼寝。 17時ごろ出発。インスタで知り合った読書友達と初めて会う。京都タワーのふもとで見つけてもらう。zoom でしか話したことないけど、実在してたんだ!とお互い笑い合う。 お土産の日記本と、ご注文の「ロマンティック日記集」をお渡し。「狭間で揺れる」もたぶん好きなんじゃないかと思う。しらい弁当日記にサインをしてほしいと、持ってきてくれた。おこがましくもサインさせてもらう。 8月4日(金) 夕方になり、読書会友達が続々と集まってくる。お久しぶりの方やリアルで会うのは初めての方も。でも、どんな本を読むのか知ってる仲なのは、気心知れているし、ジャンルは近いと思う。今夜のお店に移動。初参加の方も合流。自己紹介、推し本トーク、感想を順番に言い合うおむ会スタイルを踏襲。オンラインだと、時間きっちりって気をつけるけど、今日は延長が許される雰囲気だったので、思う存分トークを聞いた。いろんな繋がりからできたこの会は、本当に奇跡みたいな会だなーと、お誕生席に座らせてもらった特権を味わう。 22時みんなを送り出して、おかわりしてクールダウン。でも全然クールダウンできないくらい、話がおもしろくて、今までの時間は違えど、少し先を歩いてくれてる先輩と出会えたことは大きい。 ホテルへ。タクシーの運転手さんと、ここのところの暑さの話。ずいぷん予定よりも夜遅くチェックインしたの15に、丁寧に教えてくれてありがたい。 <小遣い帳> 新幹線18.500円 イノダコーヒー 1,920円 地下京都・東山 260円 コンビニでお茶 108円 うちだ 5,000円 タクシー 1,800円 ---版元より--- 人生を動かし始めたころの日記と日々のお弁当。 初めて書いたエッセイを掲載しました。 172ページ 2024/5/19(日)発行 2023年3月~2023年9月の日記 毎日のお弁当とその日の日記 節目へと動き出して行く でも生活は続く しらい弁当(@shiraibento) - https://www.instagram.com/shiraibento/?hl=ja しらい図書(@shiraiboooks) - https://www.instagram.com/shiraiboooks/?hl=ja

  • 【サイン本】【再再入荷】【フリーペーパー付】【日記本】いつもと同じ朝がくる 2023年10月〜2024年3月

    ¥1,000

    『いつもと同じ朝がくる 2023年10月〜2024年3月』しらい弁当 この形式の日記本として四作目になります。 しらい弁当さんの2023年10月から2024年3月までの日記です。 日記祭、映画「PERFECT DAYS」、静岡旅行などなど。 あとがきも含めてとても素晴らしい日記本になっております。 最近、あとがきがある日記本はとても良いなと感じています。 なんとなく日記は淡々としているものが多い印象ですが、タイトルの伏線回収がされるのがあとがきだと、グッと引き込まれてしまいます。 本書ももちろん引き込まれること間違いなしです。 しらい弁当(@shiraibento) - https://www.instagram.com/shiraibento/?hl=ja しらい図書(@shiraiboooks) - https://www.instagram.com/shiraiboooks/?hl=ja 「しらい弁当日記フリーペーパー」をおつけいたします。 以下日記本より引用。 11月4日(土) 緊張して5時に目が覚める。6時半に布団から出る。最後の荷物をしまう。引っ越し業者さんは9時に来るとの予告。8時半には荷造りを終わらせて、明るい部屋でおにぎりを食べる。梅だった。 引っ越し業者さんから早めに着きそうとの連絡。N通運さんは、若手じゃなくてアダルトチームで来た。 リーダーと、寡黙な蛭子さんと、運転手兼どんどん荷物を運ぶリーゼントの三人。約155年前にここに来る時の引越し屋さんは、イライラしたヤンキーリーダーと、要領が悪くてとことん怒られて嫌味を言われまくるおじさんの二人組だった。夫が2軒分の引越しを頼み、ディスカウントした。 2月18日(日) 晴れてて暖かい。掃除して、朝ごはんは納豆ご飯と大根の葉のお味噌汁、蒸し鶏。ぼんやりしてたらお出かけの時間。暖かくて、春用の上着にする。 吉祥寺で針山さんと待ち合わせ。いわゆる初デートだ。柳沼さんとみるめさんの展示を一緒に見に行く。 事前に二人の本を読んだりしていて、場所のご縁について話していた。 ---版元より--- 私にとっては怒涛の時期で 読み返しても なかなかの日々でした それでも いつもと同じ朝がくる それは、残酷なようでいて とても当たり前の幸せなんだと 思えるように

  • 【再入荷】【写真日記本】やりたいことしかしたくない しらい弁当写真日記

    ¥1,300

    『やりたいことしかしたくない しらい弁当写真日記』しらい弁当 * フリーペーパー付き Stories - https://cozy.books-tamanegido.shop/items/85051327 を彷彿とさせる、写真付き日記です。 Stories の時もそうでしたが、東京タワーや花の写真、もちろん食べ物もそうですが、哀愁がありとても素敵です。 人の葛藤は、日記の文章からも伝わってきますが、写真があることで、その写真をぼーっと眺めながら、アンビエントサウンドを私は聴いたり、楽しみ方の幅が広がります。 とても素敵な写真集としてもおすすめです。 是非、本書とともに、懐かしい場所に行ったりしませんか? 本書より引用。 --- 6月12日(水) 人事異動で東京タワーから離れることになった。最初はマイナスの印象だったけど、だんだんと「これでよかった」と思えてきた。成長もしたくないし、できないし。最前線でガツガツやることもできないし。 仕事は仕事。遊びは遊びぐらいがちょうどいい。新しい職場でもそれなりに頑張る気持ちはちゃんとある。 8月7日(水) オフィスは20階にあるので、稲妻が横から見えてる感じがする。映画みたい。残業したし雨だしビルの地下でなんでくことにする。働くのは外国の方、お客さんのおじさんが偉そうで恥ずかしい。お客さまは神様ではないんだよ。生ビール鶏皮生ビールフライドポテト。 --- 著者SNS しらい図書(@shiraiboooks) - https://www.instagram.com/shiraiboooks/ しらい弁当(@shiraibento)さん / X - https://x.com/shiraibento ---版元より--- ストーリーズとXで 毎日その日に撮った写真と短い日記を書いてます その2024年の分をダイジェストにしてまとめました 毎日の日記とは別に書く この短い日記は結構楽しくて 写真のフォルダを見ながら イチニチのどこかをひとつ切り出していく それだけでも 見返すと自分では その日のその時の気持ちが思い出せる 誰かのあの日にリンクできたらいいな B6 104ページ

  • 【再再入荷】【日記本】書いてばかりいた

    ¥1,100

    『書いてばかりいた』yoyo 素敵な装丁の日記本です。 いえ、日記本でもあり、エッセイでもあるような気もしています。 日付が書いてある本は無条件に日記本としていましたが、本書は、エッセイの要素もあり、非常に人生というものを身近に感じれるような気がします。 香川旅行の話がすごく良かったので、こちらに載せさせていただいています。 こういう文章いいなーと。 香川旅行 五月三日から五日まで香川へ、子どもが生まれてからははじめての旅行へ行く。やはりすぐには日記を書けず、もうすでに大切だったことも忘れているかもしれない。 ただ瀬戸大橋から望む様々な青と小さな島々、金刀比羅さんの鮮やかな緑や、車窓からみえる黄金の平野とその向こうにぽっかり浮かぶ讃岐富士、歌い踊る私の知らない街の、知らない人々。それらが引き戻してくれた、私は何をしてもいいのだという感覚はまだ手の内にある。 同じ日本、同じ海。でも違う。似ているようで違う、私ではない人生を知ることで、私は何をしてもいいのだと思える。 ---版元より--- この一年でいろんなことが変わった。下の子が生まれ、上の子は転園し、私は仕事を辞めた。ただ日記を書き続けている。立ち止まり書き続けた一年間の記録。 『今日は思い出す日』に続く2冊目の日記本。2023年3月から2024年3月までの日記と短歌をおさめています。本を読み、子どもと過ごしながら考えたこと。 日記は1日1ページにおさめ、通しで読むというよりはそばに誰かがいてほしいときに好きなページをぱっと開けるようなつくりにしました。 著:yoyo ページ数:132 サイズ:文庫判 発行年月日:2024年6月30日 第1刷 この本は、2024年7月6日 第2刷

  • 【再再再再再入荷】【日記本】さみしいものから順に整列

    ¥1,000

    『さみしいものから順に整列』工藤結日子 読書、インスタライブ、映画、音楽、仕事、文学フリマ。 上下二段組で書かれた 2023.10.01〜2024.03.31 の半年間の日記本は、ただただ面白いです。 半年間で、どっしりとしたページ数と文量ですが、なぜかスラスラと読めてしまうのが不思議です。 ある種、三輪亮介さんの生活記録を彷彿とさせます。 あとがきも素晴らしく、これは紛れもなく面白い日記だなと感じさせてくれます。 個人的に好きな箇所の引用です。 「22月24日(日) 芥川賞候補作が掲載されている雑誌を求めて古本屋や紀伊國屋書店に行く。市内の図書館は軒並み貸出中だったから、きっとみんな同じことを考えているのだろう。書店にはバックナンパーは置いていなくて、古本屋にはそんなに新しい文薬誌を売る人はいない様子で、とにかく手には入らなかった。 どこに行っても人が多い。蟻みたいに多い。普段皆さんどこに隠れていたのってくらい多い。ここぞとばかりに大集結しすぎなのよ。分散しろ、分散。」 「さみしい」とはなんだったかな?と考えながら本書を読みました。 是非、カフェでコーヒーでも飲みながら、本書を読んではいかがでしょうか? ---版元より--- さみしいとさみしくないを行ったり来たりしている日記です

  • 【再入荷】【日記本】林檎だったころの記憶はもうなくて

    ¥800

    『林檎だったころの記憶はもうなくて』工藤結日子 誕生月(2024.07.01〜2024.07.31)という名目で遊びまくった工藤結日子さんの日記と短歌をまとめた日記本です。 みぞおちを痛めてずっと気を遣っている感じがとても面白かったです。 また、誕生月を豪遊し、それを日記にするというのは、目から鱗だったので、私もやってみたいと思いました。 それにしても楽しそうなのが伺えて、こちらも楽しくなってくるのが、工藤結日子さんの日記ですね。 是非、お手元にいかがでしょうか? 7月12日(金) 朝方、みぞおちの節痛で目覚める。たぶん5時くらい。たびたびやってくるこの圧迫するような痛みはなんなんだろう。「あぁ、まただ」と思いながら右を向いたり、左を向いたり、座ってみたりする。眠いから身体を動かすのも一苦労。息苦しい。まだ隣人も寝ているだろうから前みたいにサンボマスターは流せない。自分で自分を応援するしかない。30分~1時間くらいしてちょっと痛みが分散していって、もう一眠りした。起きたときもみぞおちのあたりが鈍い。日中もどことなく気持ち悪い。 7月23日(火) 出勤するとロッカーに紙袋がかかっていた。いつもお昼を一緒に食べているパートさんがちいかわのお弁 箱をプレゼントしてくれた。私はお弁当を作るときに面倒でいつもタッパーを使いがちで、だからお弁当箱欲しいって言っていたのを覚えていたとこのこと。「どれがいいか分からなかったから、3匹のやつにしておいたよ!」と言われ、確かに、ちいかわ、ハチワレ、うさぎのお三方のイラスト。「ちいかわの単位は匹じゃないはず・!」と反論しながらも、感謝をこめてありがとうを言った。昨日が誕生日だったということを知っている人が多くて歩けば声をかけてもらった。みんなの記憶力すごいね。

  • 【日記本】かけないひび

    ¥1,100

    『かけないひび』橋本亮二 こういう本を、日記本を私も書いてみたいと思わせてくれる日記本です。 私と年齢が近いのも相まって、いろいろな出会いや別れなど、仕事での苦悩、似ていると感じました。 そして盛岡は、私ももう一度行きたいと思っている場所でもあります。著者が深夜バスで向かった盛岡、私も深夜バスは当分乗っていないので、腰の心配はありますが、気になりました。 出版社の営業職の著者は、本屋が好きすぎてそのはやる感じがとにかく素敵です。 私は、まだ行けていない「本屋lighthouse」さんにこの本を読んで行こうと思いました。 ---版元より--- 二〇二四年、四十二歳から四十三歳への日々の小さな記録。  本を巡る六月の岩手ツアー。盛岡に降り立ち、紫波の町を歩き、たくさんの人と会った。旅をしていても、日常は頭によぎり、呼吸が浅くなる瞬間はあった。隣にいてくれる人、通り過ぎたり向き合ってくれる人がいて、それは抑えられた。温かい記憶、そのなかにも鋭利な衝動や漠とした虚しさ、足元が揺らぐ感覚はあった。それでも、あの日を思うとやわらかい光に包まれる。  常な日なんてないけれど、日常は存在する。心身の変化を強く感じる。年齢や環境のせいではなく、仕事とも人との関係性においても、核となるところで向き合えてこなかった積年が突きつけられている。言葉を綴ることも、えいやと走り出すことも叶わない日が続く。一日いちにち、欠けることがないようにとだけ思い、繰り返している。  すっかり読めなくなったけれど、気持ちも考え方も啓いてくれるのはやはり本だった。一人の人間の機微、捉え難い関係性や社会のあり方を掬い取り作品として昇華する作家の力。長い物語の全体がすこしずつ心にしみ渡ることも、たった一文に奥深く横になっていた思いが呼び覚まされることもあった。こんな文章を書きたい、その気持ちは変わらずある。そう思わせてくれる本は過去に数知れずあるし、これからも生まれてくる。  あの日のこと覚えてる?  いつか、自分にも、横にいる人にも、遠くにいる誰かにも声を掛けたい。(まえがきより) 著者プロフィール 橋本亮二(著) 1981年、愛知県生まれ。出版社で営業職。共著『本を贈る』

  • 【再入荷】【エッセイ・短歌】なんでそんなこと急に言うん?

    ¥1,320

    『なんでそんなこと急に言うん?』奥村真帆 各エッセイに添えられた短歌は、エピソードの情景や感情を凝縮した形で表現しており、エッセイと短歌が相互に補完し合う構成となっています。これにより、読者は物語と詩の両方を楽しむことができ、奥村さんの多彩な表現力を堪能できます。 装丁含めとても素敵な一冊です。 なんだかフルーツパフェが食べたくなってきました。 ---版元より--- 一度しゃべりはじめると止まらない著者がいろんな記憶をあれこれ語るレトロかわいいエッセイ&短歌集です。書き下ろしエッセイ25篇と各エピソードに関連する短歌84首を収めました。 幼い頃の思い出、好きなもの、きらいなもの、得意なこと、苦手なこと、うれしかったこと、楽しかったこと、切なかったこと、出会った人々や風景、ままならないけれどたまに面白い気もする日常、なんでこうなったんやと自分でもよくわからない人生……。 話したくてうずうずしていた大切な思い出や笑い話を詰め込んだ一冊です。 <基本情報> 本の大きさ:A6(文庫本) ページ数:242頁 金額:1,200円(税抜) 著・装画・挿絵:奥村 真帆  デザイン:はちみつちひろ(小月デザイン) <目次> なんでそんなこと急に言うん?(まえがき)/ミルク色の電車/渚ちゃん/しの先生/夢の国/クリスマス/沈黙のパフェ/蜃気楼のような人たち/防災センター/ダメダメ東大生/二十二年/地獄のホテルバイト/マブダチ/褒め言葉/ヒーロー/推しからのメール/宝くじ/図書館にいる人/急がなくていいですよ/真夏の少年/インタビュー/のど自慢/羽のある子ども/新札事件/深夜一時の猫/路面電車のような人だね(あとがき) <著者情報> 奥村 真帆 富山県富山市出身、沖縄県那覇市在住。執筆・編集を軸にフリーで活動中。SNSでは文章や短歌、絵を発表している。好きな食べ物は甘味とカレー、好きな乗り物は路面電車と飛行機とモノレール。 プロフィール/SNSまとめ:https://lit.link/okumaho

  • 【再入荷】【喫茶店エッセイ】水曜日のモーニング

    ¥1,200

    『水曜日のモーニング 』umino 第5回「日記祭」で本書を購入させていただき、とても興味深く拝読しました。 エッセイと写真と一言のバランスも良く、読みやすい一冊です。 そして、恥ずかしながら私は、モーニングを食べる経験があまりなく、そのつまり喫茶店というところに行った頻度があまりにも少ないのです。 コーヒー屋さんには行きますが、喫茶店への頻度が低く、ましてやモーニングを食べるという経験が不足していたため、想像を膨らませながら、著者の想いを体感しました。 この本を持って、水曜日のモーニングに出かけてみるのはいかがでしょうか? 12/8(日) 第5回「日記祭」 開催|BONUS TRACK NEWS - https://note.com/bonustrack_skz/n/neb0deb57b4ba 本書より引用。 --- 社会人一年目の夏に、通っていた喫茶店があった。職場で起こった理不尽な出来事を思い出しながら、暗い気持ちでバス停から少し離れたその喫茶店へ、日傘をさし、汗をかきながら向かっていた。しばらく前に閉店したのだけど、ブックマークのお気に入りから外せずにいて、ふと思い出すたびに開いてみては、閉店のお知らせを最後にしたニュース欄を眺める、という日々を過ごしていたのだけど、今年の夏がくる前に、営業再開のお知らせがあり、さらに、私が住んでいる地域の近くに移転されるという話だった。 私はここで、休日の水曜日にモーニングに来て、その日その時に感じたことや、考えたことを記録をすることにした。そうすることで、断片的な自分の存在が、少しは確かなものになっていくかもしれない。 未だに会社のトイレで泣いたりしてしまうのだけど、私はトイレから出て、何もなかったみたいにまた日常に戻ってゆく。 ---

  • 【再入荷】【旅日記】44歳、目的のないイスタンブール一人旅の日記

    ¥990

    『44歳、目的のないイスタンブール一人旅の日記』花田菜々子 蟹ブックスの店主・花田菜々子さんの、イスタンブール7日間一人旅の日記本です。 ギリギリな行動にヒヤヒヤしたり、困っているときに人に奢ってもらったり、大事なものを無くしたり、初見殺しのようなハプニングもあり、でもたった一匹の猫に癒されたりと、海外一人旅の面白さ全開で攻めてくれます。 個人的にも、早くこういう本を書きたいなと思っています。 改めて、海外日記の面白さを体感させてくれた一冊です。 是非、花田さんの追体験をしてみてはいかがでしょうか? ---版元より--- 蟹ブックス店主・花田の個人的な旅の日記をZINEにまとめました。 特に感動とかはないと思いますが、旅してるときの自由な空気を感じてもらえるかも。 文庫本サイズ。64ページ。

  • 【再入荷】【旅エッセイ】星を掬う

    ¥800

    『星を掬う』岩崎 陽子 旅、ブックマンション、出会い、そして山・山荘。 本書も旅の話や、美しい写真のエッセイです。 Living, Traveling notes vol.1 と vol.2 と続いて、本書が3作目になります。 星を掬う(すくう)という素敵な言葉を私も人生で使ってみたいです。つまり星が掬えるほどの星空を見てみたいということです。 是非、旅のお供にいかがでしょうか? 本書より引用。 夜二十三時。喪付けず、山荘から外へ出る。山荘のテラスに人はいない。テント場の明かりもほぼ消え、辺りは静かだ。こんな時間に一人で外にいると、地球にたった一人取り残されたような感覚になる。 山の線の上に星が見えた。目が暗闇に慣れてくると、星は空を埋め尽くすように増えていった。 星を眺めていると、今を生きる人、この世を去った人、これから生まれてくる人も、皆同じ場所にいるような気がした。不思議な安堵感と懐かしい気持ちが湧く。 二〇二四年三月二三日 第一 二〇二四年八月十一日 第二刷 著者 岩崎陽子 発行・印刷・製本 株式会社 羽車 ブック・デザイン 柳則充 写真 岩崎陽子、yuki

  • 【エッセイ】とらうまとむきあう

    ¥1,000

    『とらうまとむきあう』青木聖奈 一気読みさせられたエッセイでした。 誰もが持っているであろう、ある種の辛い仕事での体験について向き合われて書かれた文章たちは、振り返るにしては辛い部分が多いですが、でも一つのストーリーとして読ませる何かがありました。 文章自体もかなり読みやすく、起承転結があり、ドキドキハラハラし、Mさんはどうなるんだろう。Aさんのその後は?など、登場人物にもフォーカスしてしまいました。 人生の中である種"喰らってしまった"時の奮闘・体験記です。 このようなストーリーが人間の数分あるんだろうな、と思いながら拝読しました。 著者。 ROARS(@ROARS_1984)さん / X - https://x.com/ROARS_1984 ROARS (@roars_1984) - https://www.instagram.com/roars_1984/ 本書より引用。 --- とんかつ ある日の昼、Aにランチに誘われた。Mと三人でとんかつでも食べに行こうというので、最非と嘘をついてオフィスを出た。Mは何故だかあまり元気がなさそうだった。 その時になると、Aの動向を読まないと自由にランチに出られない状況になっていた。今日はAがランチに誘ってくるのかどうか、それともAは勝手にランチに行ってしまうのか。Aの動向を確認してからランチに出るので、自分の予定は立てられない。 どこで道を違えたのだろう どこでこんなに道を違えたのだろう、と俯いた。 ジャケットが三十万、デニムが十万、中に着ているTシャツが五万、ブーツが十五万。社員割引を利用して買っているとはいえ、二十七歳の女性が着こなすには高すぎる装備で、実際の私はその洋服に見合わない生活を送り続けていた。 外側の鎧だけが立派に見えて、突けば魔い生き物だった。 どんなに美しくて高級な服も、私のことを守れないと思った。 --- ---版元より--- とらうまとむきあう 著者 青木聖奈 印刷・製本 ちょ古っ都製本工房 発行日 2024年12月24日 B6 124ページ 前職にてパワハラを受けていた時の体験記。 トラウマと向き合った今、思うこと。 2025年の新刊。

  • 【サイン本】【栞付き】【日記本・旅行記】モチベーション

    ¥1,760

    『モチベーション』蟹の親子 蟹の親子さんの新刊です。 圧倒的ボリュームで、阿久津隆さんの「読書の日記」を彷彿とさせます。 個人的には、旅行記の中の機内での出来事の描写がとても好きです。私も国内線・国際線と乗りますが、結構機内にいる人を観察してしまうので、とても楽しく拝読しました。 安定の日記本といった面白さがそこにありました。 本書より引用。 --- 「クレメンティまで戻り、Aさんの家までバスに乗る。バスは「次はどこどこ」という案内を一切出さない。運転手のアナウンスも、車内表示もなかった。自分の降りる停留所が近づいてきたら、「おりますボタン」を押す。眠ったりよそ見をしたりしていたら降りそびれそうだ。けれど、窓の外に目を凝らし、見覚えのあるイルミネーションの前を通過すると次だ、ということが、私にも分かるようになっていた。間違えずに降りて、団地の敷地に入った。屋根のついた道を歩いた。  昨日、椅子や机を出していたのは、やはりお葬式の準備だった。参列者が集まっていた。故人の写真の縁には、白いお花の飾りがついていた。写真の下に「××××〜2024」と書いてある。年が変わって早々に亡くなったことが分かった。  部屋に戻ってシャワーを浴び、ほとんど寝落ちするように、眠った。」(「シンガポール旅行記」) 「そういう時間が、旅行の至るところにある。あれはなんだったのだろう、と妙に引っかかるもの。数日もしたら忘れる。すでに忘れているものも、あるはずだった。旅行中は日記らしい日記を書かなかった。手元のメモに残しておくだけで、まとまりのある文章にはしなかった。あとで振り返ったらいい、と折り合いをつけた。べつに、日記を毎日、必ず残さないといけないことはない。忘れることを怖がらず、むしろ自然に忘れていく、その移ろいを感じることは、時間そのものを感じることと同じだった。これは好機だった。そこにあったものを、思い出しながら書くことができる。思い出したいものを呼び戻すように書ける。だって、あのぬるい気候と正体不明の香りはどうしたって、ここにない。私は思い出すのが好きなんだから、好きに思い出せばいい。」(「シンガポール旅行記」) 「棺のふたを開けて花を詰めていると、ようやく、葬式というものに参加しているのだと実感した。係の人が飾ってある花を切って、かごに集め出す時間が一番、お葬式という感じがする。参列者に「お布団をかぶせるようにお花を入れてください」と呼びかけていた。足元にはもみじ饅頭とランチパックを詰めた。上からまた、花をかぶせる。食べ物は見えなくなった。」(「二〇二四年八月」) 「十一時前に発車した高鐵はアヒル小屋やコスモスの咲く小さな庭が見える景色の中を猛スピードで走り、十三時前に次の拠点、南港駅に着いた。  車内では日記を整えて過ごしていた。相変わらず、こんなに大変ならもう日記を書かなくてもいいんじゃないかと、やめたくなる瞬間が訪れる。  けれどその波が過ぎると、この期間に感じたメランコリーな気分を乗りこなし、ただの記録だったものを記憶に結びつけ、そしてこれから胸を張って、あらゆることを忘れてもいい、と思えるようになる。」(「台灣旅行記(前編)」) --- 著者:蟹の親子 文筆家。記憶について日々考えている。著書に『脳のお休み』、『増補版 にき 日記ブームとはなんなのか』などがある。 東京・下北沢にある「日記屋 月日」ディレクターを担当。1991年生まれ、かに座。kanioya.com ---版元より--- 文筆家・蟹の親子の日記集vol.6。シンガポール、イギリス、台灣の旅行記を含む、2023年12月31日から2024年12月31日までの一年間の日記を収録しています。一生に一度あるかどうかの特別な時間の重なりも、いつかは忘れ、記憶からこぼれ落ちて行きますが、なぜ不完全であったとしても日々の記録を続けるのか、自身のモチベーションを探る一冊になりました。 サイズ:A6(文庫) ※別途、本体にミニ栞を封入します。 本文:560ページ 背幅:3cm 本体価格:1600円+税

  • 【入院日記】お尻手術日記 @hisasann

    ¥300

    『お尻手術日記』@hisasann 玉葱堂書店店主の私が、"痔瘻"という結構重い痔の病気になり、いよいよその手術が迫り入院した時の日記になります。 特に何か面白いことが起こるわけではないのですが、私がどう人生初の手術を乗り越えたのかが日記として書かれています。 手術後の痛みで眠れない夜も、今となっては懐かしいです。 面白おかしい、手術日記です。 グロなどはありませんが、もちろん少し痛みの描写はあるので、その点が苦手な方はご遠慮ください。 とても薄い ZINE ですので、過度な期待はなさらぬようお願いいたします。 当店で扱っております素晴らしい本達とご一緒にもしよければ。 「痔瘻で苦労」|Hisamatsu Yoshiyuki - https://note.com/hisasann/n/n0ac996fe5b9a

  • 【旅日記】本屋巡りの旅はじめてみました

    ¥880

    『本屋巡りの旅はじめてみました』武藤要 私も本屋さんを巡る旅を始めて2年ほど経ち、今となっては未来に開業するための参考として日本各地、はたまたいよいよ世界まで見に行くようになりました。 本書はスケジューリングや電車の話まで、臨場感ありで伝えてくれるため、この本を持って旅に出たくなります。 是非、私と同じ、ブックショップトラベラーになりませんか? --- 著者・武藤要さんが全国各地の本屋を訪れた体験を綴ったZINE(自主制作冊子)です。初版は2024年4月に発行され、同年9月には増補改訂版が刊行されました。増補改訂版では、誤字脱字の修正や一部加筆・修正、新たに3つの旅エピソードが追加され、全54ページにわたる内容となっています。 本書は、「独立書店」とは何か、本屋さんの探し方、本屋巡りのマイルール、旅で使うお金の話など、旅の準備や心構えについても触れています。また、著者が実際に訪れた地域ごとの旅日記が収録されており、中国四国編(岡山・広島・香川・愛媛)、九州編(熊本・鹿児島)、東北編(福島・宮城・岩手)、台湾編、小鳥書房編、北海道編、東海編(岐阜・愛知)など、多彩なエピソードが楽しめます。 武藤要さんは、花屋やディレクターとして活動しつつ、無店舗の花屋を運営し、本屋やカフェでのPOP UPイベントを企画しています。本書は、本屋を目的地とした旅の魅力を伝え、読者が新たな本屋との出会いや旅の参考になることを願って制作されました。 【2024/09 増補改訂版】「本屋巡りの旅」をテーマにZINEを制作しました|Kaname Buto - https://note.com/kbuto_mu/n/na6393ecbadfa 著者 武藤 要 / Kaname Buto - https://kbuto.work/ 1999年生まれ、新潟県魚沼市出身。長岡高専専攻科を修了後、アル株式会社に入社。複数サービスのディレクター・マーケティングを担当。退職後はフリーのディレクターとして独立し、Webメディアやラジオ番組の制作に携わる。2024年10月からユーラシア大陸横断の旅をスタート、2025年1月末に帰国。個人活動として無店舗花屋の運営や、ZINEの制作を行う。

  • 【旅行記】あおにあいに

    ¥1,300

    『あおにあいに』シクロ 文学フリマ東京39にて購入させていただいた本書は、シクロさんが小笠原諸島への旅行記を綴った旅行記です。 一人旅で小笠原諸島に旅すると、これほどまでに素敵な体験ができるのかと感心させられましたが、それはシクロさんのアグレッシブさがあってのことですね。 短期間の旅ですが、ググッと濃さがあり、ここにまだ行けていない自分は一体いつになったら行くのだろうと考えていました。 特に後半は、うるっと来てしまう感じもあり、これは間違いなく行かないといけませんね。 装丁も海を彷彿とさせる素敵な青い系が良さです。 本書からの引用。 --- Sさんからレイをかけてもらった。島を出る時にかけてもらったレイを船から投げて、レイが岸に戻ってきたら、また島に戻って来れるらしい。葉っぱで編まれたレイは滑らかで力強く、白い大きな花が可愛らしい。みんなで記念写真を撮った。レイがもっと映える色のシャツを着てれば良かったな。「船に乗ったら荷物を置いてからデッキの端っこの方に来て」とのこと。 Aさんのお母さん、Tさんと自分の3人は、島にいるみんなに手を振りながら、おがさわら丸に乗る。ベッドに荷物を置いて、レイと一緒に写真を撮った。デッキへ向かう。デッキの入り口にお母さんがいて、Tさんはもう場所を取ってくれていた。みんなまだ乗り場で待っていてくれていた。手を振る。さっき渡した ZINE をみんなで見ていた。「いってらっしゃいまたね」と書かれた大きな旗を持った人がいる。「さよなら」ではない。法被を着て太鼓を叩いてる人がいる。黄色い船から見送るからと言っていたみんなは乗り場からいなくなっている。 ---

  • 【フリーペーパー付き】【エッセイ】宇宙人の部屋

    ¥1,650

    『宇宙人の部屋』 本書は小指さんが、自身の20代を中心とした17年間にわたるアルコール依存症のパートナーとの生活、そして自身の共依存とその回復の過程を綴ったエッセイです。 本書では、著者が恋愛関係にあった二人の男性、A氏とK氏との関係が描かれています。彼らは普段は穏やかで優しい性格でありながら、一旦アルコールを摂取すると制御不能な状態に陥る、いわゆるアルコール依存症者でした。著者自身も、彼らを支えようとする中で、次第に共依存の関係に陥っていきます。 物語は、彼らとの出会いから始まり、日常生活の中での困難や葛藤、そしてアルコール依存症や共依存についての理解を深めていく過程が詳細に描かれています。特に、依存症者を支える家族やパートナーが陥りがちな「イネイブリング(依存を助長させる行為)」についても触れられており、著者自身がその状況に気づき、改善しようと努力する姿が描かれています。 最終的に、著者と彼らは自助グループや専門家の支援を受けながら、依存症と向き合い、回復への道を歩み始めます。本書は、アルコール依存症や共依存に悩む人々にとって、共感や気づきを与える貴重な記録となっています。 また、著者は本書の執筆にあたり、多くの参考文献に助けられたと述べており、それらの書籍を紹介するフリーペーパーも作成しています。 今回はフリーペーパーも付いてきますので、是非そちらも楽しんでいただけたらと思います。 凄まじい乱気流を抜けた後の世界には私たちだけの安らぎがあった 小指(漫画家・随筆家) | DIARIES - https://crea.bunshun.jp/articles/-/46873?utm_source=chatgpt.com 著者 小林紗織 / 小指(@koyubii)さん / X - https://x.com/koyubii ---版元より--- 『宇宙人の部屋』 発行者 都築響一 編集 ROADSIDERS 価格 税込1650円 文庫本 320P 同人誌・宇宙人の食卓+"その後"の話。 全員で嗜癖の渦中から抜け出そうと生きた記録。 ------------ わたしが恋したひと、一緒に起きて寝て人生を共にしてきたふたりは宇宙人だった。空の上にある無限の暗闇ではなくて、酒瓶の底にある淀んだ宇宙の住人だった。素面だと道端の老犬のように静かに優しいのに、一滴のアルコールで彼らは制御不能な獣に変身した。そして20代のほとんどを獣の世話に明け暮れたわたしも、酒に依存する人間に依存しながら、状況を好転させるどころか彼らの人生をよけい悪化させているだけなことに、ある日気づいてしまった。  アーティスト“小指”がいま初めて綴る、傷だらけの日々の記録。生きることに不器用な、3つの魂がひとかたまりになって坂を転げ落ちていく先に底はあるだろうか。明るい陽の差す出口は見えるだろうか。 (都築響一) ------------

  • 【日記本】奇跡のような平凡な一日 2

    ¥1,320

    『奇跡のような平凡な一日 2』小指 小指さんが自身の日記とエッセイをまとめた作品集の第2巻です。 本作には、過去の日記に加えて、エッセイ「学校の犬」が収録されています。 Part 1はこちらです。 【日記本】奇跡のような平凡な一日 | 玉葱堂書店 - https://cozy.books-tamanegido.shop/items/98697802 文庫サイズ 116p 著者 小林紗織 / 小指(@koyubii)さん / X - https://x.com/koyubii 本書から引用。 --- ある日、飼育小屋に新メンバーが現れた。 近所の園芸店で七百円で購入した、ヒヨコだった。飼育委員の予算で購入したのだ。小屋の空きがなかったので、若々しくて比較的協調性のある「ミルキー」という白ウサギと相部屋にして、世話をすることになった。 このヒヨコが来てから、これまで小屋に近寄りもしなかった飼育委員たちが「可愛い」と出戻りを始めた。特に同じ学年の男がよく可愛がり、「ピーちゃん」なんて名前をつけて世話をしていた。ピーピー鳴くので「ピーちゃん」だ。 ---

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