🧅ようこそいらっしゃいました。🧅
玉葱堂書店、久松と申します。
私たちはオンラインショップを中心に、個人の熱量が込められた特別な本を扱う書店です。
取り扱いジャンルは、自費出版による日記、エッセイ、旅の記録。
また、書店に関する本や、ストリートの哲学が詰まったスケートボード写真集など。
大手書店では出会えない、あなたの心を動かす一冊をご紹介しています。
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日記本・エッセイ集の書き手へ
あなたの「書く」という行為の結晶を、玉葱堂書店で次なる読者に届けませんか。
あなたの作品は、きっと誰かの日常を彩る特別な存在になると信じています。
買取をご希望の方は、サイト上部の CONTACT よりご連絡ください。
あなたの「物語」を、お待ちしております。
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We are an online shop for unique, self-published works:
diaries, essays, travelogues, books about bookstores, and skateboard photography.
To sell your book, please contact us via the link above.
We purchase books outright based on a review of the summary.
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玉葱ZINE便 – 日常を彩る、とっておきの出会い。
¥2,000
毎月、玉葱堂が厳選した、個性豊かな日本のZINEを一冊 or 二冊、あなたの元へお届けします。 まだ誰も知らない才能、新しい表現、そして言葉たち。 何が届くかは、袋を開けるまでのお楽しみ。 街の片隅や誰かの部屋から生まれた、小さくも熱い物語が、あなたの日々を少しだけ豊かにします。 <こんな方におすすめ> ・ZINE を読んでみたいけど、どこから読み始めればわからない方 ・自分が普段選ばないような ZINE に巡り会いたい方 <定期便について> ※ご注文いただいた日から一か月ごとに商品を発送いたします。発送日が土日・祝日にあたる場合には、その翌営業日の発送となります。
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【再再入荷】【日記本】休職日記
¥880
『休職日記』デカダンス川崎 4月6(日) 第6回「日記祭」 開催|BONUS TRACK NEWS - https://note.com/bonustrack_skz/n/n8cdb01a17b48 第6回「日記祭」 にて購入させていただいた日記本です。 全体を通して、何よりも文章が読みやすく、さすが文章を作るお仕事をされていた方なのだなと感じました。 どんな日記本でもそうですが、年末年始の部分を経由する日記本はついつい読んでしまいます。 本書は、休職をされた約3ヶ月の日記です。 弾丸的に沖縄に日帰り旅行に行くあたり、とても面白かったです。 日記本が好きな方には、とてもおすすめな一冊です。 本書より引用--- 12月1日(日)休職31日目 東京ビッグサイトで初めての開催となった文学フリマ東京。朝は設営ボランティアに行く気満々だったが、前の晩に謎の腹痛(緊張ではない)に襲われたせいで眠りが浅く、結局お手伝いには行けなった。次回こそは必ず…。 仕事で毎月ビッグサイトに行っているけど、やっぱり土日に行くビッグサイトがいちばん好きだ。今回からは机の並び方が両隣をぴったり合わせるコロナ禍前方式になっていた。 いよいよコロナの時代が終わったんだなと感じた。出来上がったB2ポスターは想像よりも大きく感じた。 12時に開場。会場前の代表の方のアナウンスが良かった。私は文学フリマに参加し始めて4年くらいだけれども、それでもコロナ禍のときの空いている会場も見ているし、ついに来るところまで来たなという感動がじわじわ湧いてきた。 12月28日(水)休職48日目 夜1時に寝て朝4時に起きた。さっさと身支度をして空港行きのリムジンバスに乗る。 気温3度の世界から20度の世界にいくので着るものをどうしようかと思ったが、秋用のジャケットの中にウルトラライトダウンを仕込む形で解決した。外にいる時間は短いのだし。 朝4時代でも中央線の座席はほぼ埋まっていて、まじかよと思った。大体は皆サラリーマン風の人だし…。空港までのバスの中で寝ようと思ったが寝られず。6時前にラウンジに着くと開店持ちの列が出来ていた。こんなに朝早くから髪の毛をピシッとまとめて業務にあたるスタッフさんすごいな…という気持ちしか湧かない。 --- 著者 デカダンス川崎(@dec_kawasaki)さん / X - https://x.com/dec_kawasaki ---版元より--- 2024年11月~25年1月の日記をまとめた本です。 全文書き下ろしです。 記者になって二年弱。ついに限界を迎えた――。 その場を立ち去る選択をするまでの、悩んで、寝て、食べた92日間の記録です。 B6/108P 4/6 日記祭6新刊。
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【再入荷】【日記本】無職日記
¥800
『無職日記』デカダンス川崎 【日記本】休職日記 | 玉葱堂書店 - https://cozy.books-tamanegido.shop/items/106851495 すでに扱わせていただいている「休職日記」の続編です。いよいよ無職フェーズに突入です。とはいえそこまで長く無職をされていないので、忙しなさがありますが、それがとてもリアルで、心境の変化や、今後の不安など、確かに私ももし無職になったら、そうなるだろうなという思いを受けながら拝読しました。 無職中に行く一人台湾旅行もとても面白く、台湾にも行ってみたくなりました。 著者 デカダンス川崎(@dec_kawasaki)さん / X - https://x.com/dec_kawasaki ---版元より--- 2024年2月の日記をまとめた本です。 全文書き下ろしです。 ついに記者を退職! 果たしてホワイト再就職先は見つかるのか? のんびりしすぎた日々と、台湾旅行記を収録した短い日記です。 B6/78P 5/11 文学フリマ東京40新刊
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【サイン本】【書店員エッセイ】仕事と生活のバランス
¥990
『仕事と生活のバランス』夏森かぶと 夏森かぶとさんの4冊目の ZINE です。 仕事と生活のバランスが取れたことは、今までの人生であまりないのですが、それは実は普通なことで、みんなもそこに悩んでいる。 というのは知ってはいますが、心の内はわからないので、 SNS などを見ると、ただ成功者だけがキラキラしているように感じてしまうものです。 仕事に行きたくないけど、趣味ができることで、趣味のために働くかという気持ちもとても理解できる部分で、そういう身近な部分の吐露が書かれたエッセイは、なんともリアルで面白いです。 働くのは人類にはまだ早過ぎると、よく友人に冗談ぽく私は話していますが、実はあれは結構リアルな私の吐露だったなと、本書を読んで感じました。 夏森かぶと(@kbt0401)さん / X - https://x.com/kbt0401 ---版元より--- 概要 仕事がどんどん大変になっていき、「生活」がなにかと後回しにされがちなこの世の中。 ふだんは書店員として働いている私も、仕事に振り回されているその一人。 そんな中「どのように働けばいいのか」という正解のない問いに対し、あらためて考えたことをエッセイにまとめた一冊。 仕様 ・発行予定日:2025年5月1日 ・本体価格:900円(税込価格:990円) ・判型:A6(文庫サイズ) ・ページ数:85P ・著者・発行者:夏森かぶと ・装丁:ツヅミアカリ(Instagram:@tsuzumi_akari) 目次 休み明けは仕事に行きたくない 休日に何をすればいいかわからない 無職の俺をゲーセンに連れていってくれた友達の話 好きなことと給料のバランス 仕事のある生活に慣れてきたのかもしれない 退職するのは難しい 家庭菜園で資本主義に抵抗する 調子が悪いときは銭湯に行く 疲れすぎて半日寝ていた 書店員としての仕事は毎日が文化祭みたいだ 仕事を休んでしまうときもある 家賃が人生を圧迫している 接客業の憂鬱 仕事選びに迷走するときもある 人生を生き抜くための趣味 弱さでつながる あとがき ページ数 85 判型 A6 装丁 ツヅミアカリ 著者プロフィール 夏森かぶと(著) 書店員として働く傍ら、エッセイを執筆。 著書(ZINE)に『本のある日常』『本のある生活』『本と抵抗』がある。
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【サイン本】【書店員エッセイ】本と抵抗
¥660
『本と抵抗』夏森かぶと 夏森かぶとさんの3冊目の ZINE です。 夏葉社さんの話や、フィルターバブルの話はとても興味深く拝見しました。いつの間にか私たちは、映画も倍速で観たり、自分が好きなものがレコメンドされ、それを見続けることを楽しんでいますが、実は突拍子もないものが好きだったりするものです。 そんなものを見つけるヒントをこの本は暗示してくれています。 やはり、まずは本屋さんに行き、そしてブックオフを徘徊し、何か今までにないヒントを得ることが、とても尊いのではないかと感じました。 夏森かぶと(@kbt0401)さん / X - https://x.com/kbt0401 ---版元より--- 常日頃、本を読むのは現代社会への抵抗だよなー、と考えている。現代社会では流行らない「本」を読むという抵抗。自分の人生の主導権を取り戻すために本を読むという抵抗。 『本と抵抗』あとがきより 書店員の私が本について体験したこと、考えたことを綴ったエッセイ集。 現代社会での「本」とその関わりは、それ自体が何かに抵抗しているようだと思う。 目次 自分の気持ちで本を買う 本は途中で読むのをやめていい 自分で作ったZINE を手売りする 家に図書館をつくる 近所の本屋がつぶれた 書店員の私が本を読むようになったきっかけ 本屋納めと本屋始め 私が本を読める場所 歴史小説の門を開ける 書店員だけど接客の正解がわからない 本の帯どうするか問題 電車で本を読むという抵抗 ふだんは読まない本を読むという冒険 一箱古本市で本を売る 本を読んだら生きやすくなった あとがき ページ数 59 判型 B6無線右綴じ 著者プロフィール 夏森かぶと(著) 書店員として働きながら、エッセイを執筆。 著者(ZINE)に『本のある日常』『本のある生活』『本と抵抗』
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【サイン本】【書店員エッセイ】本のある生活
¥660
SOLD OUT
『本のある生活』夏森かぶと 前作に引き続き、書店員である著者の「本がある生活」にまつわるエッセイと日記が収録されています。 この本で特に面白いのは、本と人間との、一歩踏み込んだ関係性がテーマになっているところです。 たとえば、「ブックオフの滞在時間が伸びていく話」や、「本という善良ぶった劇薬について」といったタイトルからも分かるように、本を愛しすぎているからこその、ちょっとした毒気や葛藤が垣間見えます。 日常の中で本がどういう存在なのか、リアルで正直な言葉で綴られています。「本が好き」という気持ちが、より身近で、愛おしくなるような一冊です。 夏森かぶと(@kbt0401)さん / X - https://x.com/kbt0401 ---版元より--- 書店員である私が、本について考えたことを書き連ねたエッセイ集第二弾! 本好きなら「あるある」と思いながら読んでもらえるはず。 目次 毎日本屋に行ってしまう 上から2冊目の本を買ってしまう 借りた本はなんだか頭に入ってこない 夜の本屋を冒険する ブックオフの滞在時間が伸びていく 本という善良ぶった劇薬について 餅は餅屋、本は本屋 書店で本が多すぎて選べない問題 本と触れ合う時間のない書店員 疲れていると本が読めない マンガを貪り読みたくなるときもある 俺もジャンプを売る側になった 10月11日(水)|日記本の到達点 10月12日(木)ZINE の営業は難しい 10月15日(日)尊敬と嫉妬 10月18日(水)本を売る技術 10月19日(木)日記日記日記 あとがき〜ZINE を作る目的〜 ページ数 54 判型 B6無線右綴じ 著者プロフィール 夏森かぶと(著) 書店員として働きながら、エッセイを執筆。 著者(ZINE)に『本のある日常』『本のある生活』
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【サイン本】【書店員エッセイ】本のある日常
¥660
『本のある日常』夏森かぶと 書店員である著者が、「本を読むこと」や「本を売ること」について考えたことを率直に綴ったエッセイ集です。 ただの本の紹介ではなく、「積読の効能」や「本を読むのがめんどくさい時もある」といった、本好きなら誰もが共感できる正直な悩みや気づきがユーモラスに書かれています。 本屋という場所を「遊園地」のように表現したり、居酒屋のあとに「二次会として本屋に行く」という視点は、本当に本を愛しているからこそのものだと思います。 読んだ後、「ああ、やっぱり本が好きだな」と改めて思える、優しくて温かい一冊です。本棚の隅に置いておきたくなるような、そんな魅力があります。 とりあえずブックオフにすぐに行きたくなります。 夏森かぶと(@kbt0401)さん / X - https://x.com/kbt0401 ---版元より--- 書店員である私が、本について考えたことを書き連ねたエッセイ集。 読んだ後は、ちょっと本が好きになる。 目次 新刊書店で出会い料として本を買う 積読の効能 ブックオフは本好きにとっての遊園地 本を読むのはめんどくさい どうしようもなくなったときは本を読む 古典的名著はラスボスみたいなもの 本が好きだと町が楽しくなる やっぱり紙の本が好き 居酒屋のあと二次会として本屋に行く ZINE と小商い あとがき〜 ZINE づくりで大変だったこと〜 ページ数 40 判型 B6無線右綴じ 著者プロフィール 夏森かぶと(著) 書店員として働きながら、エッセイを執筆。 著者(ZINE)に『本のある日常』『本のある生活』
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【エッセイ】ここは安心安全な場所
¥1,650
『ここは安心安全な場所』植本一子 ---版元より--- あなたとわたしの現在地をみつめる 植本一子のエッセイシリーズ (わたしの現在地) 早くも第2段の登場です 今回のテーマはここ数年通っている遠野のとある場所と馬についてです。 ふいに出会えた場所、人、そして馬たちが、わたしのその後の人生を変え、そして支えることとなりました。本には8遍のエッセイと、詩を1つ書きました。 さらにこのエッセイ集の主要人物であるとくさんこと徳吉英一郎さんに寄稿文をお願いしました。 「自分自身で生きる」とは、どういうことだろう。 馬たちと過ごす静かな時間のなかで、わたしは少しずつ自分を取り戻していった。 葛藤を抱えながら生きてきた心と、変わっていく内面を見つめた、小さな旅の記録。 偶然のように現れた、ギフトのような人や場所。この出会いがあったからこそ、わたしはひとりで歩き出す準備が整ったのだと思う。(本文より) わたしの現在地(2) 『ここは安心安全な場所』 目次 北へ向かう 山の一日 とくさんと馬たち 自己紹介をしない 夜眠れない人 生きる才能 ひとりになること とくさんへ あとがき 自分を支える 寄稿 無名であること。無名になること。無名と有名を往還すること。 徳吉英一郎 2025年6月14日 初版第一刷発行 著者 植本一子 寄稿 徳吉英一郎 装丁 川名潤 校正 松井真平 協力 柴山浩紀 印刷 株式会社イニュニック 発行者 植本一子 168ページ B6変形
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【エッセイ】それはただの偶然
¥1,540
『それはただの偶然』植本一子 ---版元より--- いつか別れる日のために どこまでも一緒に歩いた わたしたち 自費出版で初めてエッセイ集を作りました。 今年の春に事件に巻き込まれてしまい、かなり苦しい日々を過ごしてきました。 生きることさえ諦めそうになったけれど、書くことはそんな自分を助けてくれました。 夏から秋にかけて書いた7篇と併せて『文學界』『ベストエッセイ2024』に掲載された1篇、少しの詩を載せています。 また、今回「わたしの現在地」というシリーズ名をつけたので、気長に作り続けていけたらと思っています。 ーーー失われてしまったものや、残されたひとたちのことが、ここにはちゃんと書かれているように思います。(柴山浩紀・編集者) ーーー新刊は、書き手としての一子ベストワークを更新してると思います。エッセイ集として編まれることを意識して書かれたことが、読んでいてもわかったし、あとがきを読んでもなるほどという感じで、移行期/過渡期的だった「愛は時間がかかる」よりも腰の据わった、覚悟みたいなものを感じる本でした。やっぱり日記からエッセイに、というのはきっとすごい難しいハードルで、そこを越えて=いろんなものを手放して、その代わりにエッセイでないと書けないことを書いている。 そして思ったのは、もしかしたらこれは「エッセイスト植本一子」誕生の書であり、同時に、「日記作家植本一子」との決別の書なのではないか、みたいなことでした。もう一子さんは日記を書かない(書けない)んじゃないか。でもそれはまあ自然というか仕方ないというか必然的なもので、一子さんはこれまでも常に、自分の大事なことを書くために最善の方法として日記という形を選んできたのだと思うし、いまはその大事なことを書くために必要な形が変わってきたということなんだと思います。(滝口悠生・小説家) わたしの現在地(1) 『それはただの偶然』 もくじ 一緒に生きていこうぜ 春 小森さんと私 タトゥーを入れる それは愛と呼ばれる何か 新しい友達 高橋さんのこと お葬式のメンバー ねこのきもち 私たちの本当の終わり あとがき 植本一子 出版年表 2024年12月1日 初版 第一刷発行 2025年6月1日 第二刷発行 著者 植本一子 装丁 六月 校正 藤本徹 協力 柴山浩紀 印刷 株式会社イニュニック(初版) ちょ古っ都製本(二刷) 発行者 植本一子
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【エッセイ】われわれの雰囲気
¥1,430
『われわれの雰囲気』植本一子 碇雪恵 柏木ゆか ---版元より--- 植本一子 碇雪恵 柏木ゆか 『われわれの雰囲気』 ピコちゃんが倒れた! 約束の時間に友達が来ない。音沙汰もない。何かがおかしい。嫌な予感がする...... 。その予感は的中、友達はいまICUにいて、意識がないらしい。でも、コロナ禍では病院へかけつけることもできない。 目を覚まさない友達をめぐる日々の記録と、意識を取り戻してからの本人による日記を収録。 今振り返って印象に残っているのは、知っていたはずの「人間はみんないつか死ぬ」の中に自分が入っている自覚がなく、今回の怪我と入院でそれが「自分も死ぬ」になったことです。またうまく言葉にできませんが、スイッチがひとつ切り替わったかのようです。そしてそれを形に残せてすごくうれしい。 (おわりにより) 目次 はじめに 何をみてもピコを思い出す 植本一子 ピコちゃんが未読だった時のこと 碇雪恵 * おわりに 怪我と入院の雰囲気 柏木ゆか 『われわれの雰囲気』 2023年5月21日 第一版発行 著者 植本一子 碇雪恵 柏木ゆか 装画 近藤聡乃 装丁 川名潤 校正 藤本徹 協力 柴山浩紀 ※帯の色はランダムで届きます 植本一子(うえもと ・いちこ) 1984年広島県生まれ。写真家。2003年にキヤノン写真新世紀で優秀賞を受賞。2013年、「下北沢に自然光を使った写真館 「天然スタジオ」を立ち上げる。著書に『かなわない』など。 碇雪恵(いかり・ゆきえ) 1983年北海道生まれ。ライター。2022年11月に自主制作本『35歳からの反抗期入門』を発売。新宿ゴールデン街のバー「月に吠える」金曜店番。 柏木ゆか(かしわぎ・ゆか) 1983年神奈川県生まれ。人事・労務担当。国家資格キャリアコンサルタント。
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【日記本】個人的な三ヶ月 にぎやかな季節
¥1,760
『個人的な三ヶ月 にぎやかな季節』植本一子 ---版元より--- 今年も自費出版で本を作ってみました。 その名も「個人的な三ヶ月 にぎやかな季節」です。 2021年の1月から3月までの個人的な三ヶ月間の記録を 約12万字に及ぶ日記でお届けします。 緊急事態宣言下で身の回りに起きた数々の出来事・・・ とうとう上の娘が小学校卒業したと思ったら、 パートナーは仕事をやめ、新しい道を模索することに。 娘たち、パートナー、大切な友人たちとのかけがえのない日々。 家族って、結婚って、一緒に生きるってなんだろう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「個人的な三ヶ月 にぎやかな季節」 植本一子 目次 2021年1月 2021年2月 2021年3月 あとがき「ミツは存在しない」 ¥1600+tax(1760円) 176ページ(カラー写真16ページ) 185×130mm コデックス装 デザイン 坂脇慶 編集協力 柴山浩紀 印刷・製本 inuuniq ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【著者プロフィール】 植本一子(うえもといちこ) 日記をよく書く写真家です。著書に『かなわない』『家族最後の日』『降伏の記録』『フェルメール』『台風一過』『家族最初の日』『愛は時間がかかる』、写真集に『うれしい生活』、共著に『ホームシック 生活(2~3人分)』『さびしさについて』など。 自費出版をよく出します。
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【再入荷】【日記本】走馬灯はこのシーンがいい
¥1,000
『走馬灯はこのシーンがいい』工藤結日子 当店で大変人気の日記本「さみしいものから順に整列」を書かれている工藤結日子さんの新刊です。 【再再再再再入荷】【日記本】さみしいものから順に整列 | 玉葱堂書店 - https://cozy.books-tamanegido.shop/items/94681530 言わずもがな、たかだか5ヶ月分の日記とは思えない物量と、面白さ、私もとても影響を受けています。 これぐらい色んなことが毎日あると、人生の濃さがアップするんだろうなと思いを馳せながら。 ---版元より--- 2024.04.01~2024.08.31の日記と短歌。 日記を書いていると、自分の日記は「走馬灯にしてほしいシーン申込書」のように思う。 5年ぶりにパートナーができた。今までずっと感じてきた「さみしい」は違うカタチの「さみしい」に変わった。パートナーは私に似ていて、私はパートナーに似ている。それでも似ていないものを探し出すために日々対話しようとしているのかもしれない。
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【日記本】選んで無職日記
¥1,400
SOLD OUT
『選んで無職日記』青木聖奈 青木聖奈さんが自分で選んで仕事を休んだ期間の日々を綴った日記です。 「無職」というと不安になりがちですが、この本は全然そうじゃないんです。美味しいご飯を作ったり、今後のことをゆるく考えたりと、肩肘張らずに自分を大切にしている様子が伝わってきます。 悩みや迷いも正直に書かれているから、逆に「これでいいんだな」とホッとさせられます。頑張りすぎちゃう人に、ぜひ読んでもらいたい、優しくてユーモアのある一冊です。 私も、25年IT業界にいますが、今の目標として5年後に全ての仕事を辞めて、バックパッカーになるのが夢です。 その時に、『選んで無職日記』のような日記を書こうと思います。 ---版元より--- 選んで無職日記 著者 青木聖奈 印刷・製本 ちょ古っ都製本工房 発行日 2025年7月15日 B6 206ページ 誰でも知っている有名企業に勤めることが人生の安泰だと思っていた私がある日突然全てが何だか嫌になって、一旦会社を辞めて何でもない人間になってみようと思ったことから始まった日記。 退職前から退職後、失業保険をもらい、それが切れ、新しく仕事を再開するまでの2024年8月から2025年3月末までの日記です。思ったよりも長かったので、上下巻に分けました。下巻の発売日は未定。 ※同期間にnoteに掲載していた日記をまとめたものに、振り返りの文章をつけています。
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【再入荷】【エッセイ】とらうまとむきあう
¥1,000
『とらうまとむきあう』青木聖奈 一気読みさせられたエッセイでした。 誰もが持っているであろう、ある種の辛い仕事での体験について向き合われて書かれた文章たちは、振り返るにしては辛い部分が多いですが、でも一つのストーリーとして読ませる何かがありました。 文章自体もかなり読みやすく、起承転結があり、ドキドキハラハラし、Mさんはどうなるんだろう。Aさんのその後は?など、登場人物にもフォーカスしてしまいました。 人生の中である種"喰らってしまった"時の奮闘・体験記です。 このようなストーリーが人間の数分あるんだろうな、と思いながら拝読しました。 著者。 ROARS(@ROARS_1984)さん / X - https://x.com/ROARS_1984 ROARS (@roars_1984) - https://www.instagram.com/roars_1984/ 本書より引用。 --- とんかつ ある日の昼、Aにランチに誘われた。Mと三人でとんかつでも食べに行こうというので、最非と嘘をついてオフィスを出た。Mは何故だかあまり元気がなさそうだった。 その時になると、Aの動向を読まないと自由にランチに出られない状況になっていた。今日はAがランチに誘ってくるのかどうか、それともAは勝手にランチに行ってしまうのか。Aの動向を確認してからランチに出るので、自分の予定は立てられない。 どこで道を違えたのだろう どこでこんなに道を違えたのだろう、と俯いた。 ジャケットが三十万、デニムが十万、中に着ているTシャツが五万、ブーツが十五万。社員割引を利用して買っているとはいえ、二十七歳の女性が着こなすには高すぎる装備で、実際の私はその洋服に見合わない生活を送り続けていた。 外側の鎧だけが立派に見えて、突けば魔い生き物だった。 どんなに美しくて高級な服も、私のことを守れないと思った。 --- ---版元より--- とらうまとむきあう 著者 青木聖奈 印刷・製本 ちょ古っ都製本工房 発行日 2024年12月24日 B6 124ページ 前職にてパワハラを受けていた時の体験記。 トラウマと向き合った今、思うこと。 2025年の新刊。
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【ステッカー付】【写真日記本】わたしはどこへゆく? メヒコ長距離バス旅
¥2,000
『わたしはどこへゆく? メヒコ長距離バス旅』 文 圓尾公佑 写真 児玉浩宜 会社を辞めたばかりの男性とカメラマンによる、メキシコを縦断する長距離バスの旅の記録です。単なる観光に留まらず、アメリカを目指す移民の動きを追うなど、メキシコの社会の現実に深く切り込んでいます。 読み進めるうちに特に引き込まれるのが、メキシコとアメリカの国境付近の描写です。 緊張感のあるマフィアゾーンを歩くなど、危うさが伴いますが、その分、現地で暮らす人々のたくましさや人間の機微が鮮明に伝わってきます。 現地の熱気と生々しい臨場感を感じられる、読み応えのあるルポルタージュだと思います。ぜひ、このバスの旅に同乗してみてください。 徳島を旅して、「泊まれる本屋まるとしかく」さんにお邪魔した時に購入させていただいた一冊で、旅の最中ずっと読みながら楽しみました。 写真もさすがカメラマンが撮られた写真で、引き込まれます。 Hironori KODAMA | 児玉浩宜(@kodama.jp) • Instagram写真と動画 - https://www.instagram.com/kodama.jp/ Kosuke Maruo(@maruokosuke) • Instagram写真と動画 - https://www.instagram.com/maruokosuke/ ---版元より--- ・・・ 2023年8月から11月、100日間メヒコに住んでいました。プロレスラーの武者修行のような、人生における長い夏休みのような気持ちで向かったメヒコ。そのなかの1か月間、写真家のコダマさんがやってきて、長距離バスで旅をしました。 ひとりでは行かない場所に行くこと。自分ひとりだったらやらないことやる。答え合わせではないものを見に行くこと。そういう旅を記録した本です。 ・・・ 『わたしはどこへゆく? メヒコ長距離バス旅』 ¿A dónde voy? Un viaje sin destino por México en autobús 文 圓尾公佑 写真 児玉浩宜 デザイン 牧田幸恵 体裁 128×182mm・144P・カラー 定価 2.000円(税込) 発行 Kung Fu ・・・ メヒコへの異常な愛がある編集者マルオとさしたる興味がない写真家コダマ。旅をするマルオと取材をするコダマ。内へ内へ潜るマルオと外へ外へ視野を広げるコダマ。のんびりしたいマルオと1秒も無駄にしたくないコダマ。速度はちがうがどちらもマイペース、チグハグなふたりがメヒコ全土を長距離バスで旅をした。 約1か月、移動時間は120時間超。北のアメリカ国境から南のグアテマラ国境、独立記念日の砂漠の小さな街からリゾート開発がいきすぎたマヤ遺跡の海の街、アメリカを目指す移民から山間に暮らす先住民まで。 ノープラン、行き当たりばったり、転がるような旅の記録。わたし(たち)はどこへゆく?
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【リトルプレス】生存報告誌 BEACON VOL.3
¥1,870
『生存報告誌 BEACON VOL.3』 遠く離れた友人たちが「生存報告」をテーマに制作するリトルプレス『BEACON』の第三弾。今号のテーマは「不機嫌な時代を歌え」です。 平成世代の38名の書き手たちが、この時代に誰もが感じる「不機嫌さ」を、エッセイ、小説、短歌、写真、漫画など、多様な表現で綴っています。普段なかなか口にできないモヤモヤとした気持ち、日々のささやかな出来事、そして未来への決意表明。それぞれが抱える「不機嫌さ」を正直に見つめ、言葉にした文章は、不思議と心を軽くしてくれるような温かさがあります。 不安な時代をサバイブする私たちに、そっと寄り添い、力を与えてくれるような一冊です。 表紙も素敵で、いろんなアイデアをいただいた一冊となりました。 ---版元より--- 不機嫌な世の中とのつきあいかた。 BEACON[ビーコン]は、テキストとビジュアルの断片で綴る“生存報告誌”です。打ち上げるのは、あなたの好奇心を照らすための、B5サイズの信号弾。未整理なエッセイ、着地を拒むインタビュー、まだ名前のないアート——そのすべてが、嘘とクリシェがあふれる時代をサバイブするための、ちょっとだけ新しい試みです。 だれもが不安で頭がいっぱい、そんな2020年代はきっと”低気圧”にちがいない。というわけで、「不機嫌な時代を歌え」と銘打った第3号。ヤケ食い趣味から悩ましい花粉症、はたまたキューバ探訪記まで、読み口さまざまなエッセイを取り揃えています。さらには人気作家による静謐な寄稿文や、年中ゴキゲンなミュージシャンによるライフハック講座も。塚田ゆうたによるコミック調の表紙も愛らしい、要注目の一冊です。 目次 《参加 / 執筆》小沼理 / 依田那美紀 / 神田匠 / 塗木拓朗 / 仲西森奈 ほか30名超
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【リトルプレス】生存報告誌 BEACON VOL.2
¥1,870
『生存報告誌 BEACON VOL.2』 遠く離れた友人たちの「生存報告」をテーマに作られたリトルプレス『BEACON』の第二弾。今号のテーマは「Y'all Wallflowers - すべての壁の花に」です。 京都の古物商、ブレーメンのアニメーション作家、渋谷の路上ギタリストなど、国内外でそれぞれの道を歩む35名以上の書き手たちが、世間の片隅で生きる「ウォールフラワー」たちの声を灯します。 不穏なニュースが絶えない時代だからこそ、誰かの言葉にそっと耳を傾けたい。そんな気持ちに寄り添ってくれる、温かくも力強い言葉の数々が詰まった一冊です。前作とはまた異なる、より深く、多様な視点から描かれる世界を、ぜひお楽しみください。 ---版元より--- ひとりぼっちが、大集合。 BEACON[ビーコン]は、テキストとビジュアルの断片で綴る“生存報告誌”です。打ち上げるのは、あなたの好奇心を照らすための、B5サイズの信号弾。未整理なエッセイ、着地を拒むインタビュー、まだ名前のないアート——そのすべてが、嘘とクリシェがあふれる時代をサバイブするための、ちょっとだけ新しい試みです。 第2号のイシューは「Y’all Wall-Flowers」。にぎやかな場所から離れてひとり歩く「ウォールフラワー」な人々、そのポートレイトをそっと集めてみました。アニメーション作家のブレーメン留学。路上シンガーが10年見つめた渋谷。セックスワーカーが家族と和解するまで。修行僧のヒマラヤ遭難記、などなど。35名超の書き手が集まる賑やかな誌面はどこから読んでも胸に響くはず。塚田ゆうたによる樹海をイメージしたカバーアートも目を惹く一冊です。 目次 《執筆・参加》立花実咲 / 椋本湧也(出版社いい風) / 稲葉諒 / 久保田瑛 ほか30名超
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【リトルプレス】生存報告誌 BEACON VOL.1
¥1,100
『生存報告誌 BEACON VOL.1』 コロナ禍で移動が制限され、人と直接会うことが難しくなった時代に、遠く離れた友人たちが「生存報告」をテーマに作り上げたリトルプレスです。 東京、大阪、静岡、さらにはジュネーヴ、ブカレストなど、それぞれの場所で暮らす20〜30代の書き手たちが、今をどう生きているのか、日々の暮らしの断片を綴っています。物理学者、バンドマン、漫画家、折り紙アーティスト...多様な視点から語られる言葉たちは、不安な時代に生きる私たちに、確かな光を与えてくれます。 リソグラフ印刷による独特な質感も相まって、ページをめくるたびに、遠くの誰かの息遣いが感じられるような、温かさと力強さに満ちた一冊です。 私はリソグラフの本がとても好きで、とても大事に触りたくなります。困難だった時期だからこそ、大切にページをめくりたいものですね。 ---版元より--- みんな、ばらばら。それでも、生きてる。 BEACON[ビーコン]は、テキストとビジュアルの断片で綴る“生存報告誌”です。打ち上げるのは、あなたの好奇心を照らすための、B5サイズの信号弾。未整理なエッセイ、着地を拒むインタビュー、まだ名前のないアート——そのすべてが、嘘とクリシェがあふれる時代をサバイブするための、ちょっとだけ新しい試みです。 平成世代17名による「私たちの生存報告」を綴った第1号は、夜八時過ぎの東京観察からはじまります。後に続くのはブカレストの作家インタビュー、ジュネーヴの物理研究者による業務日誌、そしてノー・ウェアな小説世界。さらには漫画やカルチャー批評まで盛り込んだ充実のページネーションを、リソグラフ印刷と完全ハンドメイド製本で綴じました。コロナウイルス(COVID-19)の流行で街が静まり返っていた、あの時期の空気と実感を振り返る生活記録としても手に取ってほしい一冊です。 目次 《執筆・参加》Alexandra Baranyi / Manabat Rhovien Cayago / 陳詩遠 / 蒜山目賀田 / 塚田ゆうた ほか
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【書店日記本】百年の一日 二年目
¥1,540
『百年の一日 二年目』樽本樹廣 吉祥寺の古本屋「百年」の店主、樽本樹廣さんが綴る日記集の第二作です。お店が開店して二年目、2007年8月からの一年間を記録した、前作に続く待望の一冊。古本屋の日常や、そこで出会う人々との交流が、当時の日記と現在の視点を交えて丁寧に描かれています。 本を愛し、本と人がつながる場所を守り続ける店主の温かい視点に、きっとあなたも心癒されることでしょう。本好きはもちろん、何かを続けることの尊さを感じさせてくれる一冊です。 きっと私が物理店舗を持つ時に、この本をデスクの上にそっと置いておくんだろうなと思っています。 ---版元より--- 「百年」の開店二年目にあたる2007年8月から2008年8月までの日記を掲載し、現在の視点から短いコメントを付しました。 デザインは引き続きデザイナーの森島彩生さんに手掛けていただいています。 2025年1月19日刊 文庫本サイズ 194ページ
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【書店日記本】百年の一日
¥1,320
『百年の一日』樽本樹廣 吉祥寺にある人気古書店「百年」の店主、樽本樹廣さんが記した日記集。 お店が開店する直前の2006年7月から、1周年を迎えるまでの1年間の日々を綴った貴重な記録です。 古本屋を営む日々の出来事や、そこで出会う人々の様子が丁寧に描かれており、本と人、そして街がつながっていく温かなストーリーに心惹かれます。 本好きの方はもちろん、何か新しいことを始める方にも、そっと勇気をくれる一冊です。 きっと私が物理店舗を持つ時に、この本をデスクの上にそっと置いておくんだろうなと思っています。 ---版元より--- 百年の2006年7月から2007年8月までの日記を振り返ったzine。 エッセイ「ほんのこと」を付録。 2024年5月19日刊。 デザインは森島彩生。
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【再入荷】【エッセイ】すこしあかるいしずかなこと
¥1,600
SOLD OUT
『すこしあかるいしずかなこと』ごはんとアパート 本書はエッセイだが、まるで小説の中にいるような語り口で、文章は進んでいく。つまり短編小説のような感覚を受ける。とても心地よいです。 表紙のたまごサンドを見ていると、どうしてもたまごサンドが食べてくなってくる。それが深夜であってもです。 以下、私が好きな章です。 ・ブルーハワイ ・小豆島のクッキー いまだにブルーハワイという文字を見ると、なんだか心がワクワクしてしまいます。あの青い液体がとにかく夏に好きでした。何度親にブルーハワイのかき氷を頼んだことやら。思い出って面白いです。 本書の初めの方に書いてあるこの文章がとても好きです。 是非、本編を全部読んでいただきたいです。懐かしい夏の匂いや、少し切ないあの時の感覚が蘇ってきますよ。 本書より引用。 --- この本は、いちおうエッセイ集ということにしてありますが、過ぎ去ったすべての時間は、今はもうただの記憶になってしまいました。実体がないのだから、もはや、あるんだかないんだか分かりません。けれど、書くことにしました。不確かなものというのは、おもしろくて、大切だと思います。基本的には、さまざまな食べものとひもづけた文章です。食べなければ死んでしまうので、食べものが好きなんです。 たくさん書きました。下らないことも書きましたし、まじめなことも書きました。 しずかなことを大事にしたいと思っています。できたら、少しだけ明るいのがいいです。明るすぎない方が、いいのです。 たいせつなあなたの暮らしの中で、手にとって下さったことに心から感謝します。 --- ---版元より--- ≪現実はたいてい、とても明るくて、とても賑やかですから、そこでうまくやるってのは、それなりにくたびれることです。≫≪しずかなことを大事にしたいと思っています。できたら、少しだけ明るいのがいいです。明るすぎない方が、いいのです。≫ 幼い頃の記憶や、旅先での出来事。「書くこと」について。働けなくなった日のことまで。ささやかな食べものと紐づけた、エッセイ本です。つよい光のもとでは、見えないものがたくさんあります。この世界のことを表わそうとしたところで、ことばにできることは、ほんのひと握り。それでも、本をつくりました。すべての人が、それぞれのほどよい光のもとにいられることを願います。 表紙絵は、暮らしの風景や食べ物の絵を描いていらっしゃる、平林香乃さんにお願いしました。 HP : https://www.hirabayashikano.com/ また、こちらでこの本の「はじめに」の文を公開しています。よろしければご覧下さい。 https://note.com/ghn_apart/n/n45a6135d65a4 /目次 モーニングを食べにゆく 博物館のカレー 野菜ぎらい ブルーハワイ キャラメル・マンション くたびれて、中華 さちこさんのナフキン バニラのにおい ぶどうのグミ おとなのころ 小花柄のレシピブック けんちん汁 食パンはんぶん かみさまの食べもの 葬儀場のクリームソーダ 小豆島のクッキー 年を越す 食べることを見ている めんどうな生活 青いろのタッパー 新宿の朝マック もう会えない アメリカ・ピザ ジョゼさんとだし巻き メロンパンが好きよ 海のスープ 静謐な食卓 そうめんが在る ぼくらのおにぎり 大学生たち うつくしい夢 あんみつさみしく ジンジャーエール買って ひかるクラゲ //全34篇・156ページ・B6サイズ
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【エッセイ集】たやさない つづけつづけるためのマガジン vol.5
¥1,100
『たやさない つづけつづけるためのマガジン vol.5』烽火書房 ※フリーペーパー付きです。 圧倒的に素敵な装丁から、いろいろな書き手が織りなすこのドキュメンタリー的エッセイ集は、とにかく面白い。 このリトルプレスを読みながら、さらに書き手の方を dig していくのが何よりも楽しく、まだ見ぬ面白い人たちを知れるという心地よさがあります。 世の中にはまだまだいろんな人がいます。 その隙間が見えるのは楽しいですね。 ---版元より--- [主な書き手] 辺口芳典(詩人)、中村健太郎(編集者)、武塙麻衣子(作家) さまざまな書き手の言葉から「つづけつづける」ことを考えるマガジン。自分自身がこれと決めたものづくりを「つづけつづける」ために、何ができるか。多様な書き手が生業の舞台裏を語るドキュメンタリー的エッセイ集。 vol.05となる今号では「憧れの結び目」をテーマに、作家や編集者などの書き手がそれぞれのルーツとなる物語や作品などを語る「特集」、毎号かけて現在進行形の取り組みの様子をたどる「連載」を掲載(連載も各号独立して読めるように構成しています)。 毎号手作業を加え仕上げをおこなっています。今作は簡易な(片)小口折製本を採用し、表紙となる厚紙を、自ら折って貼り付けて製本しています。 創作活動の意欲の火を灯し続けるための、一冊。自分なりの活動をいつまでもつづけようとする人、ものづくりの世界に触れていたいすべての人を思い浮かべながら制作した本です。 特集「憧れの結び目」・書き手 「「言葉にできない感覚を言葉で表すこと」、俺の納得はここやな。ずっと前からそう思ってる。本性をやり切るのは社会から外れることでもあって、それが怖くて心細くなったときには本を読み、詩を書いて、踊るように一日一日をやってきた。」詩人・辺口芳典 「一九九九年の秋、大学三年のことだ。まさにこの作品に出会うために、自分は都市を歩きながら都市のことを考え、本を読んで、生きてきたのだと思い込むほどに感動した。」編集者 中村健太郎 「そしてその時「これは譲れない」と思ったのだった。ここは、決して卑屈になるところじゃない、と私の中の何かが言った。いいえ、私なんて、と決して口にしてはいけない。」作家 武塙麻衣子 連載「いまここから見える景色」・書き手 「西田さんは、泣いていた。西田さんと僕の挑戦はまだまだつづく。つづくけれど、この成果が実ったことは僕にとってものすごく大きな出来事になった。」アフリカドッグス 中須俊治 「二〇二四年九月末ごろ、私は東京にある実家の一室でほろりと泣いていた。三十二歳にもなって、ワーキングホリデーで一年間オーストラリアに行くことを決め、その出発前日に荷物をまとめていたら、言いようのない不安が突然に襲ってきたのである。」無職 入江妃秋 [仕様] 編 嶋田翔伍(烽火書房) A6判・並製本 80ページ hoka books
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【エッセイ集】たやさない つづけつづけるためのマガジン vol.4
¥1,100
『たやさない つづけつづけるためのマガジン vol.4』烽火書房 ※フリーペーパー付きです。 ※栞付きです。 圧倒的に素敵な装丁から、いろいろな書き手が織りなすこのドキュメンタリー的エッセイ集は、とにかく面白い。 このリトルプレスを読みながら、さらに書き手の方を dig していくのが何よりも楽しく、まだ見ぬ面白い人たちを知れるという心地よさがあります。 世の中にはまだまだいろんな人がいます。 その隙間が見えるのは楽しいですね。 ---版元より--- さまざまな書き手の言葉から「つづけつづける」ことを考えるマガジン。自分自身がこれと決めたものづくりを「つづけつづける」ために、何ができるか。「恥ずかしげもなく、野心を語る」をテーマに、多様な書き手が生業の舞台裏を語るドキュメンタリー的エッセイ集。 「恥ずかしげもなく、野心を語る」のテーマについてそれぞれのポジションから記述してもらった「特集」、毎号かけて現在進行形の取り組みの様子をたどる「連載」を掲載(連載も各号独立して読めるように構成しています)。 創作活動の意欲の火を灯し続けるための、一冊。自分なりの活動をいつまでもつづけようとする人、ものづくりの世界に触れていたいすべての人を思い浮かべながら制作した本です。 特集「恥ずかしげもなく、野心を語る」・書き手 「広島で「地元アーティスト」として今でもながく愛され続けているバンドやアーティストと、我々の違いは一体何だったのだろう。私が音楽に情熱を注いできたこの10年間のあいだに、広島でいくつのフェスやイベントがうまれ、そして無くなっただろう。いくつのバンドやアーティストがうまれ、辞めていっただろう。そしてそれらは、どうすれば続けられたのだろう。」ミュージシャン ムカイダー・メイ (ペロペロしてやりたいわズ。) 「その言葉を聞いてFooTUREはこのままではダメだと痛感した。ここは、僕らが誰の指図も受けずに自由に表現して楽しむ場所にしなくてはと再確認した。」営業マン 菅原奏 「久々の映画づくりだったので、まずは一歩目を踏み出すことが大事だと考えた。それがドラマ映画だろうが、ドキュメンタリー映画だろうがかまわない。ここでなにかつくり上げなければ一生映画づくりをすることはないかもしれない、と。」映画監督 折口慎一郎 連載「いまここから見える景色」・書き手 「途中合流する日本人の方を空港まで迎えにいって、拠点のあるパリメというまちへ向かっていたとき、乗車していた車と対向車が正面衝突して、ぼくは重傷を負った。どれくらい重傷だったかというと、18日間、意識不明となり、足の靭帯は切れ、手の骨と鎖骨が折れた。」アフリカドッグス 中須俊治 「様々な役割をこなした一日の終わりは、疲れているのに、何故か昂って眠れなかった。深夜の寝室の天井を見つめながら、ぐったりとしていると、ふと頭に考えが浮かぶ。「なんのために働くのか」。白々しく自分に問いながらも、実は答えは分かっていた。」無職 入江妃秋 [仕様] 編 嶋田翔伍(烽火書房) A6判・並製本 80ページ hoka books
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【エッセイ集】たやさない つづけつづけるためのマガジン vol.3
¥1,100
『たやさない つづけつづけるためのマガジン vol.3』烽火書房 ※フリーペーパー付きです。 ※栞付きです。 圧倒的に素敵な装丁から、いろいろな書き手が織りなすこのドキュメンタリー的エッセイ集は、とにかく面白い。 このリトルプレスを読みながら、さらに書き手の方を dig していくのが何よりも楽しく、まだ見ぬ面白い人たちを知れるという心地よさがあります。 世の中にはまだまだいろんな人がいます。 その隙間が見えるのは楽しいですね。 ---版元より--- 自分自身がこれと決めたものづくりを「つづけつづける」ために、何ができるか。「創作と生活―暮らすためにつくりつづけて、つくるために暮らしている人たちのことば」。三線弾き、出版社、園芸家などさまざまな生活とものづくりをおこなう人たちから寄せてもらったエッセイ集です。 創作活動の意欲の火を灯し続けるための、一冊。自分なりの活動をいつまでもつづけようとする人、ものづくりの世界に触れていたいすべての人を思い浮かべながら制作した本です。 書き手 三線弾き 中川樹海 「ライブ先での面白おかしく楽しい出来事を想像したら、そう続けていくよりほかないと思 うのである。」 画家・園芸家 佐野裕一 「好きを維持するには手入れが必要である。そういったところもまさに植物とよく似ている。園芸にも手入れが欠かせない。創作の源である好きという心。その心が枯れてしまわぬように生活を創り、創作を守らなくてはならない。」 アフリカドッグス 中須俊治 「トーゴの人たちは、すこしお金ができると、どんどん生活を変化させていた。向こうで道を歩いていると、建設途中の建物が散見されるのだが、これはちょっとお金ができたら、まずは塀をつくる、みたいなことをやっているからだ。日本だと、全体の予算や納期を組んで、それが確保できた段階で動き出す。一方、トーゴでは、今そのときのベストを尽くすスタイルだ。そのことに、少なからずぼくは影響を受けている。」 出版社さりげなく 稲垣かの子 「選んだことと選ばなかったこと。その2つの動作を行う自分が重要ではなくて、きっとその動作のあいだに居ることが大事なんだと一緒につくるひとたちに教えてもらっている。」 烽火書房 嶋田翔伍 「日々おもしろいことばを収集してもいる。何気なく日常の中で行っている、ことばの収集とことばのアウトプットが僕にとってはアイデアの源泉で、生活と創作をつないでいるのではないか。」 [仕様] 編 嶋田翔伍(烽火書房) A6判・並製本 80ページ hoka books