🧅ようこそいらっしゃいました。🧅
玉葱堂書店の久松です。
オンラインショップをメインにゆるく本屋さんをやっております。
主に扱っているのは、「自費出版などの日記やエッセイ、旅本、書店本、スケボー写真集」などです。
玉葱堂で日記本を売りたい方、是非サイト上部の CONTACT からご連絡ください。
本の概要を把握させていただいた上で、基本6掛けで買取を条件とさせてください。
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【詩作品集】maco marets『Lepido and Dendron』
¥2,420
maco marets『Lepido and Dendron』 maco marets さんを知ったのは、確か北海道札幌を一人旅していた時でした。 たまたま Chill なビートを探していた時に Apple Music で発見しました。 ビートメーカーでありラッパーでもある maco marets さんの優しい音と一人旅の相性は最高だったのを覚えています。 X にて、詩集を出されているというのを知り、これは!となり、扱わせていただきました。 7インチレコードと同等のサイズで作られた本書は、装丁も優しく包み込んでくれます。 一番聴いた曲はこちらです。 このずしりとくる低音とmaco marets さんの声がとても好きです。 Daybreak - YouTube - https://www.youtube.com/watch?v=u5G9hEmr7xo 是非、音楽を聴き、詩集を楽しむという最上の読書体験をしてみませんか? ---版元より--- ──────────────────── まもなく わたしの両腕が あたらしい永遠を拾うはずだった ※『Lepido and Dendron』収録作品 「あるいは紙幣のような」より ──────────────────── 2024年6月15日、maco marets CDデビュー8周年の節目に際して制作された自身初の詩作品集『Lepido and Dendron』。 2021年以降、ストリートカルチャーマガジン『HIDDEN CHAMPION Magazine』や『3.5 magazine』といった媒体で発表した作品たちに書き下ろしの新作をくわえた、詩人・maco maretsとしての足跡とその現在地をあらわす全25篇を収録しています。 本書の大きな特徴のひとつが、書籍でありながら過去にリリースされたmaco maretsのCDや7インチレコードと同等のサイズ(約180mm × 180mmのスクエア型)でデザインが統一されている点。maco marets自身「これまで発表した音楽作品と地続きの感覚を表現したかった」と語っており、その内容とあわせて、過去作にもひけを取らないひとつの「アルバム」としてラップ・ミュージシャンならではのこだわりを詰め込んだ一冊です。 ◾️作品情報 ・著者名/タイトル:maco marets『Lepido and Dendron』 ・デザイン:Yunosuke ・印刷:藤原印刷株式会社 ・制作:Woodlands Circle ※maco marets 自主レーベル ・刊行予定日:2024年6月15日 ・価格:¥2,420 (消費税込) A4変型/64ページ
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【日記本】誕生日の日記
¥2,530
『誕生日の日記』V.A. 名だたる方々の日記が読めるというのも最高ですが、個人的には「三輪亮介」さんの新しい日記がまた物理本で読めるというのは、ただただ至高です。 三輪亮介さんの「生活記録」という日記本が増刷されるということで、玉葱堂でも扱わせていただく予定です。 私の生活記録を読んだ時の衝撃は、こちらの投稿に書かれています。 https://twitter.com/hisasann/status/1492057368305475590 大崎清夏さんの「試運転日記」 pha さんの「曖昧日記」 阿久津隆さんの「読書の日記」 これらは愛読書なので、新しい日記が一冊の本にまとまっているのはこの上なく嬉しいです。 是非、普段あまり日記本を読まれない方でも、楽しく読めると思います。 いかがでしょうか?! ---版元より--- 「どんな今日も、誰かの生まれた日」 誰かの誕生日の日付から始まる、15人の日記集。 「誕生日」は自分と関係のない日付でもあるし、どこかソワソワと意識する日でもある。 カレンダーに印刷される公的な日付ではないけれど、完全に私的とも言えない日付。 そんな狭間にあるものとしてイメージしながら、この本の編集を進めることにしました。 生まれてきたことを祝う気持ちも、疑って悩む気持ちも、ひとしく並んでいる本を目指しています。 また、日記における日付の性質を際立たせるために、 ページ数(ノンブル)をつけず、日付を追って読み進めていただく造りになっています。 日記帳の中に紛れ込んだような、涼しげな読書体験を楽しむことができるかもしれません。贈り物にもおすすめです。(編集より) 著者:阿久津隆、いがらしみきお、イリナ・グリゴレ、植本一子、大崎清夏、金川晋吾、古賀及子、柴沼千晴、鈴木一平、pha、三宅唱、三輪亮介、me and you(久保山領、竹中万季、野村由芽) 造本:仲村健太郎、古本実加 発行:株式会社 日記屋 月日 定価:2300円+税 仕様:並製/A6変形(縦150mm×105mm)/208ページ (表紙:グレーの文字は銀箔押し、赤色の文字は赤箔押し)
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【読書エッセイ】本ばかり読んできたけれど。
¥1,500
『本ばかり読んできたけれど。』早坂大輔 早坂大輔さんの本紹介本は好きで、「いつも本ばかり読んでいるわけではないけれど。」も面白く拝見させていただいた。 レコードの本もそうだが、読ませる文章を書かれる方だなという印象があります。 今ちょうど読んでいる「ぼくのコルシア書店」という本の紹介がされていて良さがありました。 一緒に読書沼に入りませんか? 【読書エッセイ】いつも本ばかり読んでいるわけではないけれど。 - https://cozy.books-tamanegido.shop/items/85741445 ---版元より--- 何かに急き立てられるように、今まで生きてきた人生の自戒を込めて、ここ数年はほんとうに本ばかり読んできた気がする。かつては自分の体を通りすぎてゆくだけだったそれは、成分や滋養、それに少しばかりの毒が自分のなかに蓄積され、 腹にたまっていくようになった。だがそれは、読み手としての成熟とはいかず、ただいたずらに読むことの年月を重ね、歳を取ったことと、子を授かり、 親としての生育の義務を与えられたことが関係している気がする。 (本文より) 『羊をめぐる冒険』『夕べの雲』『娘の学校』『惑う星』……。生活、戦争、子育て、夫婦、商い、社会、環境、地球。ブルーにこんがらがったまま放り投げられた、惑いながら牛のように進むブックエッセイ。 BOOKNERD店主による、書き下ろし9篇(新聞連載3篇含む)を収録した、読書と思索を行ったり来たりする、日記のように書かれた読書エッセイ。 B6判・48ページ
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【街エッセイ】盛岡を想う。 文・写真 岡本仁
¥1,500
『盛岡を想う。』岡本仁 新宿で岡本仁さんがこちらの本の出版記念でサイン会をするということで行ってきたのを思い出しました。 盛岡は少し前に BOOKNERD さんにお邪魔しに行きましたが、あまりにも良すぎてパソコンを持って2週間ぐらいいたいなと思ったぐらいです。 喫茶店の量もたくさんあり、チーズケーキやら美味しいコーヒーやら目移りしてしまいます。 その日のコーヒー代だけでも夕飯を抜こうかと思ったぐらい、使ってしまいました。 そんな盛岡の話を岡本仁さんが小さく本にされるというので、楽しみに読みました。 カラー写真があることで、グッとまた盛岡への行きたさが満タンになってしまいました。 この本を持って盛岡にいきたいものです。 旅のお供に、是非に。 ---版元より--- バスセンターの待合室。光原社の午後。シャンソンと喫茶店。 編集者・岡本仁が案内するロマンティックな街、盛岡。 岡本氏自身による写真とテキストによる、コンパクトな判型の盛岡へのガイドブック。
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【サイン本】【再再再入荷】【フリーペーパー付】【写真日記本】Stories
¥1,500
『Stories』しらい弁当 日記四作目。 しらい弁当さんの2023年5月1日(月)から2023年7月10日(月)までの文章と写真の日記。 Stories では一枚の写真とそれの文章が書かれている。 この本を拝見したときに、私もこういう写真をベースにした日記本を書いてみたいと思った。 写真があるだけで、グッと面白さが引き立ち、あとは文章がさらに後押ししてくれる。 日記屋月日のワークショップ「日記をつける三ヶ月」に参加されたしらい弁当さんの日記本です。 しらい弁当(@shiraibento) - https://www.instagram.com/shiraibento/?hl=ja しらい図書(@shiraiboooks) - https://www.instagram.com/shiraiboooks/?hl=ja Instagram を拝見していた時からどうしても気になっていた日記本で、玉葱堂で取り扱いをさせていただきました。 弁当の写真の良さ、ストーリーで上がる日々の日記、改めて本として読むとまた良さがグッと引き立ちます。 是非、お手元に置いて読むのを日課にしてみてはいかがでしょうか? 「しらい弁当日記フリーペーパー」をおつけいたします。
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【サイン本】【再再再入荷】【フリーペーパー付】【日記本】棚から本が落ちる時
¥700
『棚から本が落ちる時』しらい弁当 日記三作目。 しらい弁当さんの2022年10月1日(土)から2023年3月21日(火)までの日記。 こちらの日記本は、上下の二段組になっています。 日記屋月日のワークショップ「日記をつける三ヶ月」に参加されたしらい弁当さんの日記本です。 しらい弁当(@shiraibento) - https://www.instagram.com/shiraibento/?hl=ja しらい図書(@shiraiboooks) - https://www.instagram.com/shiraiboooks/?hl=ja Instagram を拝見していた時からどうしても気になっていた日記本で、玉葱堂で取り扱いをさせていただきました。 弁当の写真の良さ、ストーリーで上がる日々の日記、改めて本として読むとまた良さがグッと引き立ちます。 是非、お手元に置いて読むのを日課にしてみてはいかがでしょうか? 「しらい弁当日記フリーペーパー」をおつけいたします。
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【日記本】労働日記 Vol.2
¥800
『労働日記 Vol.2』山﨑朋子 あっという間に一気読みしてしまったこちらの労働日記は、 tomoko さんの何かを埋めるかのように単発バイトを入れて発散しているのが何だかとても面白い日記本です。 とても大変な荷物の仕分け肉体労働もやるかと思えば、居酒屋のホール、何だかギスギスしているカフェなどとにかくバラエティに富んでいて、何かしらの事件が起こり、それもまた面白いです。 鎮座DOPENESSやケンドリック・ラマーなどが出てくるので、私はついつい HIPHOP を掛けながら再読しました。 あとがき含め薄いのに重厚な私も今後こういう日記本を出したいなと思った本です。 是非、労働と労働の合間に読んでみてはいかがでしょうか? 8月55日(月) 引っ越しバイトのため、朝6時台の電車に乗って指定された場所に向かう。7時ちょっと前に到着するとすでに大きなトラックが二台停まっている。会釈をしながら近づくと若い男性が「ウッス」と言いながら降りてくる。気楽でいいなあ。 名前を確認して制服を受け取り、荷台の中で着替えを済ませ、もうひとりの鎮座DOPENESSに似ている人にも挨拶をして早速作業に取り掛かる。 若い男性が家の中から玄関まで荷物を出し、私がそれをトラックまで運び、偽DOPENESSが荷台に詰めていく。渡された段ボールが想定より重くて、2階分の階段を数回往復する頃には身体の穴という穴から汗が吹き出しヘトヘト。女性歓迎!という募集文句を信じて興味本位で来てしまったことに心底後悔する。 tomoko(@tomokomoko22_)さん / X - https://twitter.com/tomokomoko22_ @tomokomoko_ • Instagram写真と動画 - https://www.instagram.com/tomokomoko_ ---版元より--- 2022年の夏、突然さみしさと悲しさが身体いっぱいに広がってどうしたらいいのか分からなくなりました。消費するように人と遊んで、自分自身の軽薄さに耐えられなくなり、時間をやり過ごすために単発バイトを始めました。そんな情けなくて新しい日々を記録した日記をまとめてzineにしました。 明るく照らすことはできないけど、労働するなかで見つけた光をひとつだけお裾分けできるzineだと思います。どうぞよろしくお願いします。 * 『労働日記 vol.2』 52ページ 著者:山﨑朋子 装丁:lee qura 協力:佐藤菜月
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【サイン本】【再再入荷】【フリーペーパー付】【日記本】きっと忘れちゃうんだろう
¥1,000
『きっと忘れちゃうんだろう』しらい弁当 ついにしらい弁当さんの「しらい弁当日記」の新刊が発売されました! 2023年3月〜2023年9月の日記になります。 本書の一番最後にエッセイが書かれてあります。そのエッセイを読むことで本書のタイトル「きっと忘れちゃうんだろう」の意味がわかり、グッときてしまいます。 当店のベストセラー日記本であるしらい弁当日記の新刊、是非読んでみてください。 食べ物もたくさん出てきますが、本や映画、旅、お仕事、文学フリマ、日記祭などがあります。 「しらい弁当日記フリーペーパー」をおつけいたします。 4月19日(水) 4時に目が覚めた。ゆるゆると布団で大人しくしてたけど、5時半に起きる。洗濯して、旅の荷物を支度して、出勤の時間に出る。新横浜へ。 新幹線に乗って「沈黙」を読む。にぎってきたおにぎりには牛肉とキムチきゅうりを入れた。 京都に着くとそこは外国。日本語なんて聞こえない。なんだか逃げるように慌ててバスに乗り金閣寺へ。ここも外国人かお年寄りしか乗ってない。金閣寺、まあ金ピカだこと。 溝口が愛した金閣寺。昔なら、心を奪われる美しさ、想像を絶する美しさなんだろうな。自然の美しさを見て育った溝口でも、この強欲みたいな金ピカに心が惑うのか。外国人のみなさんが楽しそうに写真や動画を撮りまくる。 ゆっくりと境内を回る。おみくじは大吉。 蕎美星が目に入ったのでイン。山菜そば(冷)にする。蕎麦がおいしい。山椒をかけたら、青かった。お土産用の手作りちりめん山椒を買う。 バスで永観堂へ。打って変わって静かな境内。青々とした紅葉の葉を眺めながら。見返り阿弥陀など静かにゆっくり拝観する。欧米人の男子2人が静かに拝観。最後は見晴らしのいい廊下に座ってスマホ見てた。でも2人はとても堪能してる感じだった。 近所の男子中高生の群れにのまれながら蹴上駅へ。地下鉄で九条駅まで移動する。ドミトリーにチェックイン。 なぜか2人部屋で2段ベッド。そこはかとなく廊下が足くさい。充電しながら軽くお昼寝。 17時ごろ出発。インスタで知り合った読書友達と初めて会う。京都タワーのふもとで見つけてもらう。zoom でしか話したことないけど、実在してたんだ!とお互い笑い合う。 お土産の日記本と、ご注文の「ロマンティック日記集」をお渡し。「狭間で揺れる」もたぶん好きなんじゃないかと思う。しらい弁当日記にサインをしてほしいと、持ってきてくれた。おこがましくもサインさせてもらう。 8月4日(金) 夕方になり、読書会友達が続々と集まってくる。お久しぶりの方やリアルで会うのは初めての方も。でも、どんな本を読むのか知ってる仲なのは、気心知れているし、ジャンルは近いと思う。今夜のお店に移動。初参加の方も合流。自己紹介、推し本トーク、感想を順番に言い合うおむ会スタイルを踏襲。オンラインだと、時間きっちりって気をつけるけど、今日は延長が許される雰囲気だったので、思う存分トークを聞いた。いろんな繋がりからできたこの会は、本当に奇跡みたいな会だなーと、お誕生席に座らせてもらった特権を味わう。 22時みんなを送り出して、おかわりしてクールダウン。でも全然クールダウンできないくらい、話がおもしろくて、今までの時間は違えど、少し先を歩いてくれてる先輩と出会えたことは大きい。 ホテルへ。タクシーの運転手さんと、ここのところの暑さの話。ずいぷん予定よりも夜遅くチェックインしたの15に、丁寧に教えてくれてありがたい。 <小遣い帳> 新幹線18.500円 イノダコーヒー 1,920円 地下京都・東山 260円 コンビニでお茶 108円 うちだ 5,000円 タクシー 1,800円 ---版元より--- 人生を動かし始めたころの日記と日々のお弁当。 初めて書いたエッセイを掲載しました。 172ページ 2024/5/19(日)発行 2023年3月~2023年9月の日記 毎日のお弁当とその日の日記 節目へと動き出して行く でも生活は続く しらい弁当(@shiraibento) - https://www.instagram.com/shiraibento/?hl=ja しらい図書(@shiraiboooks) - https://www.instagram.com/shiraiboooks/?hl=ja
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【フリーペーパー付】【日記本】Nのめがね 針山
¥800
『Nのめがね』針山 私が針山さんの日記本を初めて手にしたのは日記祭でした。 そのころはまだ本屋業を初めておらず、なんなら日記すら少し書き始めたぐらいだったと思います。 世の中には面白い日記を書いている人がいるんだな、というのを再確認させられました。 針山さんの文学フリマ東京38新刊です。 あとがきを読んでいたら、なんだか寂しさと、この今までを日記として出してくれていることに改めて感謝をしました。 何かの事象は永遠ではないという儚さを思い出しました。 そしてNのめがねとは一体誰のめがねなのか、是非本書を読んで確認してみてください。 ★購入特定として、フリーペーパーが付いてきます。 あとがき この本を作っている時に、さやかさんが「長女ちゃんの誕生日のケーキはどうしようか?ケーキを焼くのは、今回が最後になるだろうし」と言うのです。年末はクリスマスはあと二回って言っていたけれど、この生活での行事は、運動会も誕生日もクリスマスもお正月も、すべてあと一回ずつになってしまった。 我々のこの同居生活には終わりがある。住んでいる家の定期借家の期限があるから、解散を視野に入れないといけないのだった。ずっと同居生活を日記本にしていたけれど、最終回がやってくる予感があった。 ... ---版元より--- 文学フリマ東京38新刊 2023年10月から、2024年1月までの日記。 相変わらずの女七人一軒家暮らし。 年末年始、いろいろありましたね! 体調を崩し、推し活をし、飲酒、仕事、大殺界。 あんまりいいことないなと思って過ごしていたけど、まとめてみたら楽しそうでした。 書き下ろしエッセイ4編収録。「大殺界だしね」「結果報告と反省」「歪んだ王国」「Nのめがね」
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【フリーペーパー付】【日記本】続 屋根裏日記 針山
¥1,000
『続 屋根裏日記』針山 私が針山さんの日記本を初めて手にしたのは日記祭でした。 そのころはまだ本屋業を初めておらず、なんなら日記すら少し書き始めたぐらいだったと思います。 世の中には面白い日記を書いている人がいるんだな、というのを再確認させられました。 文学フリマ、日記祭など、馴染みのある言葉とその舞台裏が垣間見えるのも面白いです。 月日さんのワークショップに私も参加してみたいとずっと思っていたので、後押ししてもらえました。 日記本を読むとクリスマスやお正月を他の人はどうやって過ごしているかもわかるのが楽しいところだと思います。 前作の 屋根裏日記 針山 - https://cozy.books-tamanegido.shop/items/86972129 と同じ2段組(上下二段に別れて印刷)されており、非常にボリュームがあり良いです。 ★購入特定として、フリーペーパーが付いてきます。 十一月二十日 日 天気は曇り。今にも雨が降りそう。会場について設営。いつも思うが、他の人のスペースは高低差があってとても華やか。 わたしのスペースには工夫が足りない。平たい。 隣が早乙女ぐりこさんで、初めましてのご挨拶。知っている人(Twitterでやりとりがあるひと)でよかった。深い安心感。 文フリがスタートすると、人が、人が多い。展示場が二つに分かれているのだが、一日中ずーっと人が多かった!過去最高の来客数だったそう。途中でナナオさんと次女も来て売り子を手伝ってくれたので、少しスペースを抜けて買い物に行けた。 しかし人の多さで思うように回れず、チェックしていた本の半分も買えなかった負け犬である。自スペースが壁際で広い場所なのにはだいぶ救われた。息苦しくなかった。 弊サークルの課題として売り子問題がある。わたしはスペースで立ち止まってくれた人に「どうぞ見ていってください」と声を掛けるので精一杯だったのだけど、隣ではぐりこさんが軽やかなセールストークを繰り広げ、お客様と楽しくお話していた。弊サークルに足りないのはこれだ!!!と思い、次回の日記祭までにはトークスクリプトを作ろう、明るく楽しいスペースを目指そうと思いました。 十二月十一日 日 本日は、下北沢 BONUS TRACK で日記祭。天気は晴れ。朝早くに長女を連れて家を出る。引きずるカートの中の在庫が重い。持ってきすぎただろうかとドキドキする。 ・思ったより早く下北沢に着いてしまったので、長女とふたりでスタバで朝ご飯にする。朝ご飯分は働いてもらうからな、と脅しておく。 ・会場に着くと木埜さんが居て、設営を手伝ってもらう。途中、長女がコンビニで買った朝ご飯(追加)を食べたいと言うので、木埜さんと二人でこたつ席で食べていた。長女は人なつっこいので、木埜さんに福岡の話などを聞いて楽しそうにしていた。 ・設営も完了し、日記祭がスタート。春の時よりも過ごしやすい気候だった。 ・トークショーブースのすぐ前だったので、お話が撮れ聞こえてきてそれも良かった(前回は全く聞こえなかった)。 ・Twitter に「設営完了しました」と長女がダブルピースをした写真を掲載したら、それを見たあじさいさんから「うかれてるね」とLINEがきた。いやそれは長女だし・・・と言ったら動揺していた。長女、針山みがでてきた…・?お母さんにそっくりね、というやつか?あの浮かれている写真はわたくしではありませんと注釈つけるべきでした。 ---版元より--- 2022年9月〜2023年3月までの7ヶ月分の日記。 相変わらず女7人でわーわー暮らしております。 長女が小学校を卒業し、わたしは仕事で煮詰まり、家事育児に追われる中ライブにも行き日記本も作る。 「やることが…やることが多い!」日々の記録です。 おまけはイベント配布していたペーパー に掲載したエッセイです。 ・あの家に暮らす七人の女 ・わたしとインターネットとリトルプレス ・老眼鏡のこと ・家事分担について
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【フリーペーパー付】【日記本】屋根裏日記 針山
¥1,000
『屋根裏日記』針山 私が針山さんの日記本を初めて手にしたのは日記祭でした。 そのころはまだ本屋業を初めておらず、なんなら日記すら少し書き始めたぐらいだったと思います。 世の中には面白い日記を書いている人がいるんだな、というのを再確認させられました。 --- [女7人、一軒家暮らし] 大人は4人、子供は3人私の部屋は屋根裏にある 配信者の他界、子連れ離婚、パートナーのくも膜下出血 たいへんなことが全部終わった後の日々の記録 --- コロナ禍、文学フリマ、日記祭、リモートワーク、推し、家族、後半の同僚のソフィさんの日記。 どれも非常に面白いです。 少しずつ針山さんの追体験をしてみてはいかがでしょうか? ★購入特定として、フリーペーパーが付いてきます。 四月二日 土 Kさんとは、四年前にマッチングアプリで知り合った。我々はとても気が合い、すぐに付き合い始めた。お互いちょうど他人を欲していた時期だったのだろう。彼はわたしの支えだったし、多分、わたしも彼の支えになっていたと思う。しかし、お互いを取り巻く環境が変わり、わたしは子供が成長して、ひとりで好きなことをできる時間が増えた。そうすると元来ひとり遊びが上手な性質なので、ひとりで過ごすことが多くなった。 そしてKさんはコロナ禍や忙しい仕事のことで、私のことをあまりかまわなくなった。嫌いになったわけではない。なんならまだまだ好きな気もするのだけど、もう付き合っているというほどお互いにリソースを割けなくなってしまった。 さようなら恋人よ。四年間ありがとうございました。ちょっと離れて過ごそうね。またどこかで会えるかもしれない。もやもやが晴れてスッキリとした帰り道。 五月二十九日 日(ワークショップ四回目を席) よく晴れた日曜日。文学フリマ東京である。姉妹に留守番をお願いし、ナナオさんと二人で東京流通センターへ向かう。東京流通センター、遠い。まだお粥かおにぎりくらいしか食べられないのでフラフラする。inゼリーを買って心の支えとする。 この日は、武さんにお隣でスペースを取りましょうとお願いしてたので心強かった。エッセイや日記の列は壁際なのでスペースが広くて快適だった。ちょうどお向かいのあたりに、植本一子さんと滝口悠生さんのスペースがあったので、始まる前に早速新刊を購入してサインしてもらう。滝口さんは本日は日記ワークショップのため遅れてくるそう。わたしはワークショップはお休みしてしまった。ざんねん。 ---版元より--- 相変わらずの女7人一軒家暮らし。 滝口悠生さんがファシリテーターの日記ワークショップへ参加したの記録、夫の命日、恋人との別れ(そして再会)、地獄の長期休暇、コロナ再びなど...。今回も色々ありそうですが特に盛り上がりはないです。アラフィフ(になりました!)の楽しい暮らしをどうぞご覧ください。
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【フリーペーパー付】【散歩エッセイ】誰かの思い出の場所を、その人と一緒に歩く散歩がしたい(GUEST針山)
¥600
『誰かの思い出の場所を、その人と一緒に歩く散歩がしたい(GUEST針山)』羽織虫 お相手の人には一度だけ会ったことがある、そんな方の思い出の地を一緒に散歩するというのが本書の目的である。 お相手の視点と、羽織虫さんの視点が描かれているので、あの時にこの方はこういう心境だったのかというのが垣間見れるのも面白い。 お互いの思い出の地に行く、そこまで知らない人の、こういうアクティブな出会いは私にはあまりなかったので、チャレンジしたくなるエッセンスになりました。 所々に差し込まれているカラーの写真も非常に良いです。 ★購入特定として、フリーペーパーと図書カードが付いてきます。 「誰かの思い出の場所を、 その人と一緒に歩く散歩がしたい」 「このZINE は、文学フリマで一度会っただけの羽織虫と針山が二〇二四年四月六日、互いの素性も良く知らないまま、互いの思い出の場所を一緒に訪れ、夫々の視座からその日の出来事を書き留めたものです。」 針山さんの本扱っております。 【フリーペーパー付】【日記本】屋根裏日記 針山 - https://cozy.books-tamanegido.shop/items/86972129 ---版元より--- 羽織虫が、知人以上友人未満の方を誘って、互いの思い出の場所を一緒に巡って各々記録に残す「だれおも散歩」第ニ弾です。ゲストは針山さん。同い年の二人が過去の不遇な恋愛を成仏させるべく東京の街を歩きます。
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【フリーペーパー付】【散歩エッセイ】誰かの思い出の場所を、その人と一緒に歩く散歩がしたい(GUESTむま)
¥600
『誰かの思い出の場所を、その人と一緒に歩く散歩がしたい(GUESTむま)』羽織虫 お相手の人には一度だけ会ったことがある、そんな方の思い出の地を一緒に散歩するというのが本書の目的である。 お相手の視点と、羽織虫さんの視点が描かれているので、あの時にこの方はこういう心境だったのかというのが垣間見れるのも面白い。 お互いの思い出の地に行く、そこまで知らない人の、こういうアクティブな出会いは私にはあまりなかったので、チャレンジしたくなるエッセンスになりました。 所々に差し込まれているカラーの写真も非常に良いです。 ★購入特定として、フリーペーパーと図書カードが付いてきます。 「誰かの思い出の場所を、 その人と一緒に歩く散歩がしたい」 「このZINE は、共通の知人を通じて一度会っただけの羽織虫とむまが、互いの素性も良く知らないまま、二〇二四年二月二十三日、互いの思い出の場所を一緒に訪れ、夫々の視座からその日の出来事を書き留めたものです。」 ---版元より--- 羽織虫が、知人以上友人未満のむまさんと、互いの思い出の場所を一緒に巡って各々記録に残した本です。記憶を巡る紀行文でもあり、人見知りの羽織虫が、他人との距離感を推し量る記録でもあります。
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【サイン本】【再再入荷】【フリーペーパー付】【日記本】しらい弁当日記 2021年8月〜2022年3月
¥1,000
『しらい弁当日記 2021年8月〜2022年3月』しらい弁当 日記一作目。 しらい弁当さんの2021年8月8日(日)から2022年3月31日(木)までの日記。 日記屋月日のワークショップ「日記をつける三ヶ月」に参加されたしらい弁当さんの日記本です。 しらい弁当(@shiraibento) - https://www.instagram.com/shiraibento/?hl=ja しらい図書(@shiraiboooks) - https://www.instagram.com/shiraiboooks/?hl=ja Instagram を拝見していた時からどうしても気になっていた日記本で、玉葱堂で取り扱いをさせていただきました。 弁当の写真の良さ、ストーリーで上がる日々の日記、改めて本として読むとまた良さがグッと引き立ちます。 是非、お手元に置いて読むのを日課にしてみてはいかがでしょうか? 「しらい弁当日記フリーペーパー」をおつけいたします。
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【サイン本】【再再入荷】【フリーペーパー付】【日記本】しらい弁当日記 2022年4月〜2022年9月
¥1,000
『しらい弁当日記 2022年4月〜2022年9月』しらい弁当 日記二作目。 しらい弁当さんの2022年4月1日(金)から2022年9月30日(金)までの日記。 日記屋月日のワークショップ「日記をつける三ヶ月」に参加されたしらい弁当さんの日記本です。 しらい弁当(@shiraibento) - https://www.instagram.com/shiraibento/?hl=ja しらい図書(@shiraiboooks) - https://www.instagram.com/shiraiboooks/?hl=ja Instagram を拝見していた時からどうしても気になっていた日記本で、玉葱堂で取り扱いをさせていただきました。 弁当の写真の良さ、ストーリーで上がる日々の日記、改めて本として読むとまた良さがグッと引き立ちます。 是非、お手元に置いて読むのを日課にしてみてはいかがでしょうか? 「しらい弁当日記フリーペーパー」をおつけいたします。
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【人生エッセイ】26歳計画
¥2,200
SOLD OUT
『26歳計画』椋本湧也 私はこの本を読むときは、「haruka nakamura」のアンビエント音楽に包まれながら読むことに決めている。 自分にとっての26歳はだいぶ昔だが、色々な方の26歳がそこにある。 さらに言うとその方々の顔写真までついているのだ。 みなさんいい顔をしている。 若さとこれからの不安と色々あるが、なんとかやっていこうという感じが文章や写真から伺える。 おわりにのコーナーのさらに奥に沢木耕太郎の26歳の時の思いが書かれている。 そこを読み終えた時、何か込み上げてくるものがある。 この本の装丁は素晴らしい。紙質もどうだが、紙の匂いも優しいのである。 是非、私と同じ体験をしていただけないでしょうか? 参考リンク time space - YouTube - https://www.youtube.com/watch?v=yVvEUO0k9QA ---版元より--- 世界各地で暮らす26歳たちによる「26歳」をタイトルにしたエッセイ集。料理人から宇宙工学者、俳優から機動隊員まで、総勢48名の等身大の文章が掲載されています。 ーー 《「26歳」をタイトルにした文章を自由に書いてください。書き終えたら、あなたがいちばん魅力的だと思う26歳の知り合いにこの企画をつないでくださいー》 沢木耕太郎さんが乗合バスでユーラシア大陸横断の旅に出たのが26歳。高校生のときに『深夜特急』を読んでからというもの、「26歳」という年齢は自分にとって特別な響きを持ち続けてきました。 そしてやってきた26歳。奇しくも世界的なパンデミックが襲来し、渡航はおろか、家から出ることすらままならなくなってしまった。そんな「旅の適齢期」に、この世界の26歳たちは一体何を考えているのだろう。身体的な移動が制限される中で、この想いを言葉にのせて、彼らに会いに旅に出てみよう。そしてその出会いの足跡を一冊の旅行記にしてみよう。そう思い立ったのです。(「はじめに」より) ブックデザインはデザイナーの脇田あすかさんが担当しました。表紙はやわらかいグレーのざらりとした質感の紙に、きらりと光る美しい箔押し。さわやかな薄緑色の見返しに不思議な手ざわりの別丁…。たくさんのこだわりがつまった一冊です。 3刷に寄せて、沢木耕太郎さんが「26歳と旅」をテーマにした文章を寄稿してくださいました!巻末に収録しています。 ーー 作:椋本湧也 ブックデザイン:脇田あすか 印刷・製本:シナノ書籍印刷 W107×H174mm/ガンダレ製本/全212ページ ISBN : 978-4-600-01236-6 2,200円(税込)
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【サイン本】【再再再入荷】【エッセイ】ここで唐揚げ弁当を食べないでください
¥1,000
『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』小原晩 一躍有名になった小原晩さんの名エッセイの『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』をサイン本で入荷しました。 あまりにも面白いで、私が読んだ後に娘にあげたのを思い出しました。 なので、つい最近まで私の手元になかったので、懐かしいこの表紙にグッときてしまいました。 また、以前観たこちらの YouTube も一緒に観ると面白さが倍増するかもしれません。 本が読めない32歳が初めてエッセイを読んで泣く日 - YouTube - https://www.youtube.com/watch?v=25zIHJMXNog ---版元より--- 主に東京での生活のことを書いたエッセイ集です。 仕事の事、好きな喫茶店や公園や銭湯、春の恋、眠れない夜の過ごし方、ストレス発散法、父の死、兄をまちぶせた冬、女子三人暮らしなど、張り切って楽しく書きました。一生懸命生きれば生きるほど空回りするすべての人に捧げます。
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【人生奮闘エッセイ】未知を放つ
¥1,500
『未知を放つ』しいねはるか とにかく、一度読んでいただきたいです。 とにかく、うおーーーーーとなります。 「はじめに」の冒頭は以下です。 --- 「わたしは、そのひとにしか体験できない物語からたくさんの力をもらった。一人一人が生きてきた道は、世界と地続きの道であるようにも思えた。 その人の体を通した社会へのまなざしは、わたしの体からは見ることができない。一人一人の異なり、目の前の気配を感じながら共に過ごす時間がすき。何かの情報として受け取った社会ではなく、目の前の一人一人が感じとった社会を共に味わえる時間。 理路整然と話すことが得意な友人が、相手の気持ちを無視して話してしまったと落ち込んだときの表情。口下手に悩む友人が、わたしが話し出すまでの間の沈黙をあたたかい気配で待っていてくれたこと。 どうしてもそうなってしまうこと、名前のついていないもの、なかったことにしてしまいそうなもの、抱えたままの感情、いびつに見えるもの。それらはとても愛しい。誰でもないその人が放つ未知に触れ、静かに圧倒される。」 --- すでに面白い。 人生において色々な悶々とする出来事や、その何かは皆さんはグッと心の奥底に隠して生きてきますが、それは別に文章にしても良い。 そして ZINE にしても良い。 そういう感覚をまざまざと見せつけてくれるのが本書です。 エッセイなので日記本をもし「しいねはるか」さんが書いてくれたら、それもまた読みたいなと思いました。 ---版元より--- 普通”に迎合しようとしてみても、心身がついてこない。 既成の概念にとらわれず、未知に自己を放ってみると、いびつな欠点は生きるためのギフトに変化していった。 『未知を放つ』は、コンプレックスを煮詰めた著者による生活の奮闘記であり、ちいさな実験の記録であり、愛とユーモアと脇汗が染み込んだノンフィクションエッセイ。 The personal is Political(個人的なことは政治的なこと)という言葉が、堅いスローガンとしてではなく、日常の実感としてなんとも優しく感じられるパンク的名著です。 ⬛️本の概要 タイトル『未知を放つ』 著:しいねはるか 出版:地下BOOKS 定価:1,500円(本体1,364円+税) 判型:B6判 頁数:215頁 発売日:2021年6月下旬 ⬛️目次 1.婚活 棚ぼたとコンプレックス 2.家族 固定観念から自由になる介護 3.終活 イエーイをうつした遺影 4.分断 葛藤と脇汗の先に見えた景色 5.生活 いびつで文化的な最高の生活 ⬛️著者:しいねはるか 一九八一年生まれ。心身の不調和をキッカケに、二〇〇七年より整体をベースにした仕事を開始。身体と頭とハートを使ってここちよい心身を育てたい方のお手伝いをしています。バンドGORO GOLOやソロ名義での音楽活動を行う傍ら、一人一人の物語を紡いだZINE「tonarinogofuzine」の刊行を継続中。一人一人がそれぞれのまま、楽しく無理なく力を合わせられるような世界に住みたいと思っている。
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【読書エッセイ】すこしだけ息を深く吸う
¥500
『すこしだけ息を深く吸う』橘ぱぷか まずは以下の文章を読んでいただきたい。 「結婚してから初めての引っ越し。本棚の本を梱包している最中、夫のコーナーから発見し、思わず悲鳴を上げた。 この怖い漫画は一体何なのか、と夫に尋ねると、これは名作だから読んだ方がいい!としきりに勧めてくる。ホラーが苦手な私でも読める?と聞いてみたところ、しばらく考えたあとで「人が切断されたり頭から食べられたりするのが大丈夫だったら、いける。」と夫は答えた。無理に決まっている。 引っ越し後、新居の本棚に置く際には視界に入らない位置に並べた。表紙はおろか、背表紙すら怖かった。それからいったいどれくらいそこにしまわれていたのだろう。コロナ渦になり、外出もままならずできることが限られる中、これまで読んだことがない本を読んでみようと思うようになった。そこで以前夫から激推しされていたこの漫画に手を伸ばしてみることにした。」 読書エッセイはたくさん読んできた気がしますが、寄生獣が取り上げられているのは初めて見ました。 そして素晴らしいこの出だしは、確かに寄生獣を何も知らずに手に取るとこうなるという状態が描かれていて、ほっこりします。 そこから橘ぱぷかさんがどっぷりとハマっていく様は、本当によくわかるという感じがして、確かに寄生獣でした。 このように色々な本を読んだ体験が書かれており、何よりも装丁が素晴らしいです。 私もこういう可愛らしい読書本を書いてみたいと心から思いました。 お値段もお求めやすいので、是非この本を読んで書かれている本をまた読んでの無限ループに陥りませんか? ---版元より--- いつかの私の支えとなるもの。そんなかけがえのない本との出会いを1冊のzineにまとめました。 読むことでゆさぶられた感情、引き出された記憶とともに。 Instagram: https://www.instagram.com/papuka__/
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【サイン本】【日記本】散歩するつもりじゃなかった
¥1,000
『散歩するつもりじゃなかった』チヒロ | かもめと街 第三版が増刷されました! ここから「決めない散歩」につながっていくのがとても良いです。改めてこういう日記本は細かく作るのも一つの良さだなと感じております。 ゴツ目の日記本も良いのですが、ポケットサイズであり、読みやすい、そして次の日記本につながっていく感じは、尊いなと思いました。 2022年の日記本は、特にコロナ禍であり、その辺りの描写が今となっては、懐かしさがありますね。 是非、これからの時期にバッグに入れて喫茶店にでもいかがでしょうか? ---版元より--- 『散歩するつもりじゃなかった』 東京・下町暮らしの街歩きエッセイストが綴る、日々の記録を綴った日記zine。 2022年5月29日に行われた文学フリマで販売した新作です。 ーーーーーーーーーーーーーーー ちょっと外へ出ただけだったのに、気づけば3時間も経っていた。 なにもないような日常も、視点を変えれば新しい発見が見つかる。 見慣れた近所も、ありふれた光景も。 わたしたちには、もっと楽しくなれるパワーが眠っている。 街歩きエッセイスト・チヒロが綴る、作為のない日常の記録。 ドラマチックなことは起こらないけれど、 日々の色鮮やかなあれこれ。 そんな世界に魅せられて、 今日も散歩は予定の2倍を超える壮大な旅に。 ーーーーーーーーーーーーーーー 著者:チヒロ(かもめと街) 表紙イラスト:小泉理恵 デザイン:安藤萌香 価格:1,000円(税込) 文庫判/ 126P 詳細:https://www.kamometomachi.com/bunfree-tokyo-2022 ※同時発売:『まちのタイル』 https://kamometomachi.booth.pm/items/3904655 かもめと街 https://www.kamometomachi.com
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【インド旅エッセイ】旅行記[前編]
¥1,080
『旅行記[前編]』佐藤貢 玉葱堂として激推しの旅エッセイが入荷しました! 佐藤貢がふといきなりインドに行くことを思いつき、そこからの過酷な旅が非常に文才な文章で書かれています。 1990年代のインド旅がいかに過酷だったかは、本書を是非読んでいただきたいのですが、一体何回死にかけているのかというところが凄まじいです。 それでもなんとか生き抜き、日本に帰ってくる。その手前までが描かれています。 後編は日本に帰国し、その後芸術家になるまでの話なのですが、こちらは版元側が増刷する予定がないということで非常に残念ですが、私も待っている状態です。 とはいえ、この貴重な旅エッセイは前編だけでも読む価値は大いにあります。 一人旅をしながら、本書を読み進めてはいかがでしょうか? ---版元より--- 著者:佐藤貢 発行者:鰺坂兼充 / 発行:有限会社スカイ[iTohen press] 装丁:鰺坂兼充・角谷慶・米須清成 / 編集:鰺坂兼充・正木なお[gallery feel art zero] 写真:辻徹 / 岡村靖子 / 藤本直也 / 136ページ / サイズ:105×148mm 美術作家の佐藤貢による初の自伝的な内容を綴った前編。20代前半のとある日、ふらっと近所に出掛けるようにして上海行きの船に乗り込みます。自転車の鍵も、家の鍵すらもかけずに。思いもよらない様々なトラブルに、これでもか、、、と見舞われる佐藤。なぜ、美術教育を受けなかった佐藤が作品制作をするようになったのかが描かれ始めます。
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【選書本】個人書店が選ぶ、いま読んでほしい 海の本
¥1,760
『個人書店が選ぶ、いま読んでほしい 海の本』37名の書店主 本屋さんが選ぶ本を読むと、さらに無限に本を買うことなります。 つまり、本充することになります。 本を読んで、また本を dig るハメになるのは、本当に楽しいですね。 装丁も良く、海に出かけるときにポケットに持って行きたくなります。 是非、これからの夏にいかがでしょうか? ---版元より--- 全体概要 みなとラボのウェブサイト上で連載していた、全国各地の個人書店主が「海」をテーマに4冊の本を選ぶ企画「Read the Sea」。この度、2023年2月〜2024年3月に掲載した37名の書店主による選書、コメントに加え、2つの対談、大学教授、JAMSTEC研究員、司書による海に関する本の話を追加し、書籍化いたしました。 タイトルは『個人書店が選ぶ、いま読んでほしい 海の本』。絵本、小説、エッセイ、写真集、冒険記など、多岐にわたるジャンルの本がセレクトされています。多様な海の一端を知ることで、海への解像度が少し上がるのではないでしょうか。海と本は、どちらの世界も広く深い。無数にある本の中から1冊を選びとることはたやすくはありません。本書が、みなさんが本の大海原へと船を漕ぎ出すためのオールになれば、と考えています。 ※書籍は、3/19~24におこなう「OCEAN LEARNING」にて先行発売いたします。以降順次書店にて販売。 【選書者 37名】 モリテツヤ(汽水空港)、城下康明(ひとやすみ書店)、菅原匠子(曲線)、黒田杏子(ON READING)、前田侑也(BOOKSライデン)、田山直樹(TUG BOOKS)清政光博(READAN DEAT)、辻山良雄(Title)、山下賢二(ホホホ座浄土寺店)、荻原貴男(REBEL BOOKS)、高橋和也(SUNNY BOY BOOKS/本と商い ある日、 )、川﨑雄平(本屋青旗 Ao-Hata Bookstore)、中村勇亮(本屋ルヌガンガ)、砂川昌広(とほん)、浦上宥海(SAKANA BOOKS)、小倉みゆき(スロウな本屋)、堀部篤史(誠光社)、嶋田詔太(本町文化堂)、石垣純子(mountain bookcase)、坂上友紀(本は人生のおやつです!!)、千々木涼子(こりおり舎)、小島雄次(Books&Cafe コトウ)、早坂大輔(BOOKNERD)、吉川祥一郎(blackbird books)、熊谷充紘(twililight)、高岡浄邦(古本と新刊scene)、岩尾晋作(カモシカ書店)、越智政尚(本の轍-Book On The Tracks-)、中川美里(本・中川)、本沢結香・豊田宙也(トンガ坂文庫)、金野典彦(ポルベニールブックストア)、佐々木友紀(YATO)、荻田泰永(冒険研究所書店)、粕川ゆき(いか書店)、中村秀一(SNOW SHOVELING)、久禮亮太(フラヌール書店)、鳥羽和久(とらきつね) ※敬称略、掲載順 【書籍内容】 ●37名の書店主による「海」をテーマ4冊の選書 子どもに読んでもらいたい「海」に関する1冊 大人に読んでもらいたい「海」に関する1冊 自分にとっての「海」に関するお気に入りの1冊 直接「海」が出てこないが、「海」を感じられる1冊 ●対談 ①荻原貴男(REBEL BOOKS)×石垣純子(mountain bookcase) 「海なし県の本屋」 ②鳥羽和久(寺子屋ネット福岡)×田口康大(みなとラボ) 「教育と本の関わり」 ●専門家に聞いてみた! ①田中智志(東京大学大学院教育学研究科教授)「本から広がる海の世界」 ②長井裕季子・豊福高志(JAMSTEC研究員)「海への興味を深める本の世界」 ③佐藤彩子(聖籠町立図書館司書)「分類を横断する海の本」 【書籍概要】 『個人書店が選ぶ、いま読んでほしい 海の本』 撮影・執筆 37名の書店主 監修兼編集 田口康大 企画・編集・写真・文 小倉快子 イラスト 山口洋佑 デザイン 新藤岳史 サイズ W120mm×H188mm/130ページ 本体 1,760円(税込) 発行 みなとラボ出版(2024年3月19日) 助成 日本財団 ISBN 978-4-9913001-1-0 C0000
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【食エッセイ】わたしを空腹にしないほうがいい
¥1,000
SOLD OUT
『わたしを空腹にしないほうがいい』くどうれいん ---版元より--- 〈俳句をタイトルにしたエッセイ集〉 これは現代版『ことばの食卓』否『手塩にかけたわたしの料理』か?いいえ、彼女は"くどうれいん"。 モリオカが生んだアンファン・テリブルが書き散らしたことばと食物の記録。 はじまりはこうだ。 "わたしを空腹にしないほうがいい。もういい大人なのにお腹がすくとあからさまにむっとして怒り出したり、突然悲しくなってめそめそしたりしてしまう。昼食に訪れたお店が混んでいると友人が『まずい。鬼が来るぞ』とわたしの顔色を窺ってはらはらしているので、鬼じゃない!と叱る。ほら、もうこうしてすでに怒っている。さらに、お腹がすくとわたしのお腹は強い雷のように鳴ってしまう。しかもときどきは人の言葉のような音で。この間は『東急ハンズ』って言ったんですよ、ほんとうです、信じて” 2016年6月の初夏、そして一年後の2017年6月の心象風景。くどうれいんが綴る、食べることと生きることの記録。 (2022年・発行元/BOOKNERD)
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【読書エッセイ】いつも本ばかり読んでいるわけではないけれど。
¥1,870
SOLD OUT
『いつも本ばかり読んでいるわけではないけれど。』早坂大輔 ---版元より--- 柳の下の二匹目のドジョウを狙う。 大ヒット作くどうれいんの『わたしを空腹にしないほうがいい』に続く出版物を作るということはつまりそういうことだ。 だから、いや、そうであるからこそ次が出せなかった。それは例えるならば最高のファーストアルバムを作ってしまったバンドの苦悩に似ているし、ルーキーが満塁ホームランを打ち上げた後にバッターボックスに入るベテラン打手の心境に近い。つまり、そういうわけで、次の出版物をリリースするのにおっかなびっくり三年もかかってしまった。 その間、のらりくらりと肩肘の張らない自分の好きなzineばかり作り、答えを出すことから逃げていた。そのうち、第二第三のくどうれいんから手紙と原稿が送られてくるようになった。だが、ぼくには彼らや彼女たちがくどうれいんのヒットという十字架を背負うこと、その彼や彼女の行く末を見届ける自信は正直なかった。 ある日、ぼんやりとしたイメージが浮かび上がった。そうだ、ぼくが自分の本を出せばいい。自分がプレッシャーを背負ってしまえば失敗しても誰かの出版物がコケるより楽ではないか。それで、その考えを早速実行に移すことに決めたらあとは早かった。ゲラが上がり、表紙が出来上がり、印刷製本のスケジュールが決まった。もう戻れない。もう引き返せない。本当にいいのか、お前。毎朝鏡に向かって語りかける。ああ、戻りたい。引き返したい。心のなかのもうひとりの弱気なぼくが呟く。 というわけで、当店の四周年記念プロダクト第二弾でもあり、BOOKNERDの出版部門として満を持して世に問う二冊目の本は、他ならぬぼくの本でした。ミーイズムの、自惚れの、独善の極致であります。 実に三年ぶりにようやくBOOKNERDの出版部門としてニ冊目の本をリリースします。とはいえ、手前味噌でお恥ずかしいのですが自分が書いた本です。 早坂大輔『いつも本ばかり読んでいるわけではないけれど。』を10月15日(金)に発売いたします。 2019年11月から2020年2月までのあいだBOOKNERDのオンライストアのお得意様向けに配信していた本にまつわるメールマガジンの文章9編と、新たに5編を書き下ろしたものを収録。デザインはいつも通り篠田綾香さんに。装画・挿絵は10月に当店で個展を予定している画家の坂巻弓華さんに依頼しました。ペーパーバックの小ぶりなサイズで68ページという短さですが、ギュッと濃い内容が詰まっています。サイン本でお届けします。 (2021年・BOOKNERD)