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【日記本】林檎だったころの記憶はもうなくて

¥800 税込

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『林檎だったころの記憶はもうなくて』工藤結日子

誕生月(2024.07.01〜2024.07.31)という名目で遊びまくった工藤結日子さんの日記と短歌をまとめた日記本です。

みぞおちを痛めてずっと気を遣っている感じがとても面白かったです。
また、誕生月を豪遊し、それを日記にするというのは、目から鱗だったので、私もやってみたいと思いました。
それにしても楽しそうなのが伺えて、こちらも楽しくなってくるのが、工藤結日子さんの日記ですね。
是非、お手元にいかがでしょうか?


7月12日(金)
朝方、みぞおちの節痛で目覚める。たぶん5時くらい。たびたびやってくるこの圧迫するような痛みはなんなんだろう。「あぁ、まただ」と思いながら右を向いたり、左を向いたり、座ってみたりする。眠いから身体を動かすのも一苦労。息苦しい。まだ隣人も寝ているだろうから前みたいにサンボマスターは流せない。自分で自分を応援するしかない。30分~1時間くらいしてちょっと痛みが分散していって、もう一眠りした。起きたときもみぞおちのあたりが鈍い。日中もどことなく気持ち悪い。

7月23日(火)
出勤するとロッカーに紙袋がかかっていた。いつもお昼を一緒に食べているパートさんがちいかわのお弁
箱をプレゼントしてくれた。私はお弁当を作るときに面倒でいつもタッパーを使いがちで、だからお弁当箱欲しいって言っていたのを覚えていたとこのこと。「どれがいいか分からなかったから、3匹のやつにしておいたよ!」と言われ、確かに、ちいかわ、ハチワレ、うさぎのお三方のイラスト。「ちいかわの単位は匹じゃないはず・!」と反論しながらも、感謝をこめてありがとうを言った。昨日が誕生日だったということを知っている人が多くて歩けば声をかけてもらった。みんなの記憶力すごいね。

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