【サイン本】【再再入荷】【散歩エッセイ】海のまちに暮らす 第二版
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『海のまちに暮らす』のもとしゅうへい
のもとしゅうへいさんの文体や漫画はとても哀愁があり、どこかこういう文章を求めていたんだろうなと感じさせてくれます。
真鶴という街、さらに小田原・熱海・箱根、こういった場所にこの本を読むと行きたくなってしまうでしょう。
そしてどこかに猫がいないかなと探し回り、その流れで真鶴出版さんに泊まることに。そういう旅を私は期待してしまいます。
さらに装丁も素晴らしく、とてもこだわりを感じさせる一冊です。
是非、この本を片手に東海道本線へ、いかがでしょうか?
本文より引用。
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朝の九時過ぎに家を出て、坂を下ってお馴染みの背戸道を進み、真鶴出版一階の扉を開ける。この日は前日の夕方にチェックインしたお客さんが二階の寝室から下りてきていて、一階のソファで本を読んでいたので挨拶をする。お客さんの層はさまざまだ。年配の夫婦や学生、大学の先生や建築家、会社員、画家、友人や知り合いと連れ立ってくる人、一人の時間を過ごしにくる人もいる。この日は三歳の子どもを連れた若い夫婦で、昨日の夜ご飯はお寿司屋さんに行ったんですよ、と話してくれるのを聞きながらお茶をいれる。
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---版元より---
初めて書いたエッセイの本が、このたび増補新版となり増刷しました。
第二版の発行にあたり、表紙の紙とインクの色、装画が新しく生まれかわりました。それから新たな書き下ろしとして、初版のその後の暮らしを描いたエッセイを三編収録しています。
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もともと、この『海のまちに暮らす』は、コロナ禍の2022年に大学を休学し、都市を離れ、真鶴という港町ではじまった暮らしを記録するために生まれた名もなき散文でした。真鶴という見知らぬ土地と自分との関係性を、一つ一つたしかめるように書いた言葉を束ねて、それが本になったのです。気がつけば初めて真鶴を訪れてから3年が経っていました。3年の間に、暮らしのかたちも少しずつ変わります。最近は真鶴に住まいをもちながら、鎌倉を主な拠点として、書きものと向き合う日々です。これから暮らしがどんな風に、どこへ転がっていこうと、自分はやっぱり書くことは手放せないような気がしています。
だから『海のまちに暮らす』は、第二版、第三版、第四版……と、この先も増刷するたびに新しい生活を継ぎ足しながらページ数が増えていく、息の長いへんてこな本になってくれたら、と勝手な妄想を膨らませています。いま、自分にとってはいちばんライフワークに近い本かもしれません。暮らしが続く限り、続く本なのです。
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この本の発行と販売は、真鶴出版がおこなっています。各地の書店さんでもお取り扱いいただいています。
真鶴出版online shop
[https://manapub.stores.jp/items/6673896950f81d0034a3188c]
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以下、真鶴出版より)
イラスト、デザイン、詩、小説をはじめ、最近では漫画まで。
ときには自身で製本し、出版、営業までをも行う弱冠25歳の作家・のもとしゅうへい。
コロナ禍であった2022年、のもとくんは大学を休学し、東京を離れて真鶴に移り住み、町の図書館でバイトし、真鶴出版でインターンをし、畑を耕しながら制作活動を行っていました。
都市を離れ、真鶴という港町で、土を触りながら感じた、日々の些細な生活の記録がさまざまな視点から描かれています。
第2版は、初版のその後の暮らしを描いたエッセイ三編を追加。
真鶴から鎌倉へと拠点を移した、今現在の暮らしから言葉が掬い取られています。
表紙の紙やインクの種類、表紙のイラストまで(!)も変化を加えています。
今後、増刷の度に今の暮らしの記録が継ぎ足されていく、「秘伝のタレ」形式のこれまでにない本です。
それぞれのエッセイには、描き下ろしの4コマ漫画や挿絵が付いています。
装丁ものもとくん自身によるもの。
誰しもの生活を、やさしく肯定してくれるような一冊です。
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ぼんやり一人の人間として暮らしていると、どうしてもつい人のことばかり考えてしまう。
人にまつわる、人のための、人をとりまく、人に由来する、人と何かとの関係性の話題ばかり、世の中の空間を占めているように思い込んで、無意識のうちに少しずつ気持ちがくたびれていく。
なので時々たっぷりと、人以外の世界とも付き合うことを考える。鎌倉の住宅地の、砂利道の端の青臭い茂みに鼻先を突っ込みながら、そう思う。
(第2版追加エッセイより一部抜粋)
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著者 のもとしゅうへい
一九九九年高知県生まれ。二〇二〇年より企画・執筆・編集・装幀までのすべてを個人で手がけるセルフパブリッシングの活動を続ける。二〇二四年、芸術総合誌『ユリイカ』による現代詩の年間新人賞「ユリイカの新人」に選出される。著書に、小説『いっせいになにかがはじまる予感だけがする』。文筆のほか、イラストレーション、漫画、グラフィックデザインなどの制作を行う。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程在籍。
『海のまちに暮らす』(第2版)詳細
価格:2,200円(10%税込)
発売日:2025年7月15日
体裁:B6
ページ数:140ページ
著者:のもとしゅうへい
装幀:のもとしゅうへい
発行人:川口瞬
発行元:真鶴出版
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