【本屋本】わたしのすきな ふつうの本屋が閉店
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『わたしのすきな ふつうの本屋が閉店』アトリエ風戸 平城さやか (著・画)
「ふつうの本屋が閉店」することの寂しさは私もよく分かります。
コロナ禍になり、駅前にあった本屋さんがなくなり、どうしたらいいのかわからなくなったので、隣の駅まで一駅電車に乗って、他の本屋さんに通うことが多々ありました。
そんなことを思い返しながら、本書を拝読しました。
イラストも素敵で、この本のおかげでまたすぐにでも本屋さんに行きたくなる、そんな良い本屋本でした。
薄いので、是非カバンに一冊忍ばせてみてはいかがでしょうか?
---版元より---
勤め先の本屋が閉店した時に感じた事を綴った本です。
紙の本と町の本屋が好きな人にも、
自分の大事な場所を失った事がある人にも読んでもらえたら、うれしいです。
***本文より***************
私は心が揺らいだ時、何度本屋に駆け込んで、心を落ち着かせてもらった事だろう。
本屋とは、多くの人の心の拠りどころなのではないだろうか。
世間というものに、華やかな大通りと、ひっそりとした小路があるのなら、その小路を歩いているような人達、そういう自分の事を遠慮がちに思っているような人達が、気後れせずに入れて、本当の自分でいられる場所。それが、うちの店のような、ふつうの本屋なのではないだろうか。
あなたの町にも、そんな本屋がありますか?
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文章がメインの本だけれど、
挿絵や表紙の絵も描いています。
切ない気持ちも、うれしい気持ちも、やるせない気持ちも、書店員の喜びも、紙の本と町の本屋への思いも、たくさん詰まった本です。
目次
はじめに…2
ふつうの本屋…4
特別な本じゃない…8
笑顔のつづき…9
ないまぜになった涙…11
もどかしい挨拶…13
フィジカルな喜び…14
ヤケを起こしそうになる…16
そんな事よりも…18
書店員の喜び…20
ペットボトル…21
道案内…22
あなたにいてほしい…23
カウントダウン…25
本のページをめくり続ける…28
本屋は心の薬局…31
おわりに…34
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