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【フリーペーパー付】【日記本】屋根裏日記 針山

¥1,000 税込

送料が別途¥250かかります。

『屋根裏日記』針山

私が針山さんの日記本を初めて手にしたのは日記祭でした。
そのころはまだ本屋業を初めておらず、なんなら日記すら少し書き始めたぐらいだったと思います。
世の中には面白い日記を書いている人がいるんだな、というのを再確認させられました。

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[女7人、一軒家暮らし]
大人は4人、子供は3人私の部屋は屋根裏にある
配信者の他界、子連れ離婚、パートナーのくも膜下出血
たいへんなことが全部終わった後の日々の記録
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コロナ禍、文学フリマ、日記祭、リモートワーク、推し、家族、後半の同僚のソフィさんの日記。
どれも非常に面白いです。
少しずつ針山さんの追体験をしてみてはいかがでしょうか?

★購入特定として、フリーペーパーが付いてきます。

四月二日 土

Kさんとは、四年前にマッチングアプリで知り合った。我々はとても気が合い、すぐに付き合い始めた。お互いちょうど他人を欲していた時期だったのだろう。彼はわたしの支えだったし、多分、わたしも彼の支えになっていたと思う。しかし、お互いを取り巻く環境が変わり、わたしは子供が成長して、ひとりで好きなことをできる時間が増えた。そうすると元来ひとり遊びが上手な性質なので、ひとりで過ごすことが多くなった。
そしてKさんはコロナ禍や忙しい仕事のことで、私のことをあまりかまわなくなった。嫌いになったわけではない。なんならまだまだ好きな気もするのだけど、もう付き合っているというほどお互いにリソースを割けなくなってしまった。

さようなら恋人よ。四年間ありがとうございました。ちょっと離れて過ごそうね。またどこかで会えるかもしれない。もやもやが晴れてスッキリとした帰り道。

五月二十九日 日(ワークショップ四回目を席)

よく晴れた日曜日。文学フリマ東京である。姉妹に留守番をお願いし、ナナオさんと二人で東京流通センターへ向かう。東京流通センター、遠い。まだお粥かおにぎりくらいしか食べられないのでフラフラする。inゼリーを買って心の支えとする。
この日は、武さんにお隣でスペースを取りましょうとお願いしてたので心強かった。エッセイや日記の列は壁際なのでスペースが広くて快適だった。ちょうどお向かいのあたりに、植本一子さんと滝口悠生さんのスペースがあったので、始まる前に早速新刊を購入してサインしてもらう。滝口さんは本日は日記ワークショップのため遅れてくるそう。わたしはワークショップはお休みしてしまった。ざんねん。

---版元より---

相変わらずの女7人一軒家暮らし。
滝口悠生さんがファシリテーターの日記ワークショップへ参加したの記録、夫の命日、恋人との別れ(そして再会)、地獄の長期休暇、コロナ再びなど...。今回も色々ありそうですが特に盛り上がりはないです。アラフィフ(になりました!)の楽しい暮らしをどうぞご覧ください。

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