【プロレスと人生のエッセイ】2.9
¥600($3.79)
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『2.9』中村桃子、なるき
著者
中村桃子さん、なるきさん
本の説明
大阪のライター・エッセイストの中村桃子さんと、富山のZINE作家なるきさん。ふたりがエッセイを6本ずつ書き合った、プロレスのZINEです。
といっても、試合や選手を論じる本ではありません。ファンとしての思い入れを語る本でもありません。
プロレス技や名台詞に自分の思い出や考えていることを重ねながら、自分自身のこと、人間のことを書いたエッセイ集です。
この人生観の文章がとても面白かったです。どれもこれもわかるなーと思いながら首が壊れそうなほど頷きながら読んでいました。
企画のクレジットは「モモ・スカイ」と「グレートなるき」。
ふたりはこの本を、活字によるプロレスのシングルマッチ、無差別級時間無制限一本勝負と位置づけています。中村さんはこの企画を「あほです」と言いながら、同時に「めっちゃ真剣」だとも書いています。
中村さんは以前にもWEBマガジンの連載で、後楽園ホールのことや、WWEのドキュメンタリーをきっかけにプロレスについて書いてきました。そのときも書きたかったのはプロレスそのものではなく、場所と人、そして生きることだったそうです。
対戦相手のなるきさんは、各地のZINEイベントに出店し、『8人の作家によるラブレターZINE』の企画も手がけてきた書き手です。
格好いいところだけではなく、情けないことも、弱さも出てくる。
リングの上では、すべて出る。
中村さんはこの本について、そんなふうに振り返っています。大衆演劇やストリップなど、劇場を愛してきた中村さんにとって大切な劇場のことにも、少しだけ触れているそうです。
1本あたり2000〜3000字。12本で合計およそ3万8千字、60ページあります。ところどころに手書きのページを入れた、あえてのコピー本です。2026年8月12日発行。
中村さんは告知の中で、WWEのトリプルHが語った「プロレスは人生、人生はプロレス」という言葉を引いています。
普段プロレスを観ない人でも、自分の毎日にふと重なる一本が見つかるかもしれません。
是非、この手作り感含め、楽しんでみてください。
https://note.com/momohanabutai/n/n52d2cbf02aa8
https://www.instagram.com/momohanabutai/
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レビュー
(25)
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